こういう題名の映画をご存知だろうか。
ジョニー・ディップ主演のファンタジック・ロマンス。
手が巨大ハサミで出来た人造人間の悲しい物語。
そのハサミのような巨大な鋏が、銀座の私の机の上には置いてある。
見られた方は、皆一応に驚かれる。
その刃渡りの長さに。
職員の首をきるために使うわけではない。
実は、新聞切り抜き専用ハサミ。
まさしく、その為に作られ、その為に買った。
私は、子供の時は、新聞切り抜きが趣味だった。
シャーロック・ホームズを真似して、尋ね人欄のスケッチ・ブックを作っていた。
誰も、捜査を頼みに来なかったが。
中学では、ベトナム戦争。
高校では、公害。
自分の知恵と行動で、世の中を良くできると信じていた。
政治家の力を憧れていた。
その社会への扉が、新聞記事だった。
今は、iPadで、新聞を明け方にベットで読む事が出来る。
紙面を作る方は大変だ。
気にかかる記事を、その場で、スタッフにメールで転送する。
私の知識と、その発想の原点を共有する為に。
スクラップ帳は、今でも売っているのだろうか。
今、自分のが、一つも残っていないのは残念。
今思うと、新聞記事のスクラップは、コラージュのアートに匹敵する。
ネットで検索すれば、良い時代には、紙の新聞を読むのも、古典芸能になってしまった。
お茶や、生花の趣味並に。
正しい新聞切り抜きの仕方をお教えする。
定規を当てて、一気に新聞を切り取るのである。
その為の長い定規もある。
チャンバラの為では、ない。
デジタル情報は、記憶に残らない。
本でも、新聞でも、ラブレターでも、紙の現物がないと、思い出の長期記憶とならない。
今の世の中は、瞬時に消えて欲しい情報ばかりなのかも知れないが。
本日職員新規PCR検査陽性者1名
ご苦労様です。感謝致します。
今朝のパルスオキシメータ 96・98・98
小学生新聞愛読者 代表 湖山 泰成
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