【銀座湖山日記/1月1日】謹賀新年ならずとも

【銀座湖山日記/1月1日】謹賀新年ならずとも

テレビで、毎年恒例の、朝まで生の討論番組を観ていた。
残念だが、膠着氷結の日本は変わるまい。
令和ではなく、江戸時代末期の経済構造、官僚構造と似ている。
国の財政破綻はないというのが、正しい財政学説だが、歴史的には、政治体制が革命的に変わると、財政も一度破綻する。
江戸時代の幕藩財政も、明治維新で、ガラガラポンとなった。
太平洋戦争の敗戦で、戦時経済も破綻した。
その後のアメリカ指導の財政が、戦後の日本経済を成長させた。
そろそろ、第二次世界大戦後の平和経済も寿命がきているのかも知れない。
大震災が来ても、近隣戦争が起きても、世界恐慌が来ても、私達の仕事は変わらない。
私達が、守っている患者利用者の命の数は変わらない。
私達湖山の職員の暮らしは変わらない。
低成長の日本経済の中で、1番の成長産業は、医療福祉だ。
特に、財政難から、公的機関が運営している病院福祉施設が、民営化されていく。
指定管理制度だろうが、買収だろうが、民間が吸収して行く他はない。
お国の政策も、その道を行く。
大都会の大病院は、大学や、大病院グループが担うだろう。
でも、地方都市の自治体では、プレーヤーが見つからない。
湖山の父は、銀座だ。
湖山の母は、地方の中山間地の町だ。
民間活力のある公益法人を目指す湖山の、背負うべき仕事は新ためて地方にもある。
都会回帰から、新ためて、地方回帰をする。
日本の中で、高齢者は、年金もワクチンも1番恵まれている世代となった。
私の責務は、未来への介護。
大望、夢と言われても構わない。
子供の幸せな思い出づくり。
その前提として、食育・教育。
湖山グループに、単身者職員の寮と育英資金制度はある。
来年は、湖山の社会保障を拡張する。
職員だけではない、子育てが出来る家族寮。
育英資金も、職員の子供迄適応させたい。
勿論、母子支援施設の子供迄。
子供のいない私だからわかるのだが、子供以上に、労働意欲と責任感を持てる存在はない。
国に対するよりも、会社に対するよりも、子供や若い人への責任、思いやりが、年寄りの最後の行動意欲。
怖いもののない老人は、怖いぞう。
湖山の稼ぎでは、足りないし、補助金を頼るべきでもない。
安心して子育ての出来る街作りの為に、地域通貨の発行も勉強したい。
医療福祉教育は、国家財政から、地域財政に一部シフトすべきだ。
財務大臣、厚生労働大臣も反対しないと思う。
新年初日は、組長の新年会に出席する。
来年から、政治家の集まりにも、出席を再開する。
政治改革は、怖いもののない老人の仕事だ。
今年の湖山は、子供の教育と若夫婦の暮らし支援に力を注ぐ。
年末迄に、謹賀としたい。

本日職員新規PCR検査陽性者0
ご苦労様です。感謝致します。

今朝のパルスオキシメータ 98・98・97
元小学生 泰成君

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