医療事業者は、医療保険の柵に守られた馬の群れ、とすれば。
介護事業者は、介護保険の柵に守られた羊の群れ。
周辺には、狼の群れが集まってくる。
コンサルタントや、ファンドや、不動産業者や、建築会社の皮を被って。
その中にも、一部、グッドシープと呼ぶべき、番犬になってくれる守り神もいる。
その友の、取引先業者を選別するのが、経営者の眼力。
人は、有能で悪徳か、善良で無能。
有能で善良な人に出会う事は、人生においても稀な事。
もしも、その出会いがあれば、その人に事業の未来を託そう。
今は、有能で悪徳であっても、敵とせず、見守って盟友とする。
それが、ビジネス。
でも、それに疲れ果てて、家族が欲しいと思うようになる。
老いた証拠だ。
家族と言う言葉の暗喩は、看取り。
自分の終活を意識し出したと言う事だろう。
湖山の進む速度が速くなっている。
社会からの風が強くなっている。
恐れる事はない。
全速前進。
帆を上げよ。
湖山は、次の海に出る。
年末正月は、皆、ゆっくり家族サービスをして欲しい。
私は、父の書棚を整理する。
子供の頃から、背表紙だけを見て来た本もある。
本は、背表紙から見る顔と、表紙から見る顔は違う。
裏表紙から見る顔は、アルバムだ。
身の一部となる本を、残された人生で、後どれだけ読めるだろうか。
例年、暮れ正月は、映画館に引きこもっていた。
今年は、実家で、両親とじっくり対話をする。
私自身の行く末の事だ。
いつも、意見の合わない親子だった。
今は、親の気持ちもわかる気がする。
それで、許してもらいたいと、願うばかりだ。
父の遺影は、笑顔しか残していない。
母の写真は、ゴルフ姿。
母は、スイングが自慢だった。
本日職員新規PCR検査陽性者0
ご苦労様です。感謝致します。
今朝のパルスオキシメータ 96・98・97
明治神宮を想う 代表 湖山 泰成
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