【銀座湖山日記/12月21日】アート・コミュニケーション

【銀座湖山日記/12月21日】アート・コミュニケーション

コロナの霧も少し晴れてきたのか、街並みに人気が出て来た。
映画館、美術館、図書館に通う日々に戻れるかと言うと、実は、悩んでいる。
自宅と事務所に蟄居状態に慣れてしまっていて、出不精なってしまった。
ベットでテレビを観たり、セミナーを聞く楽さに耽溺してしまった。
蟄居生活は、私にとっては、悪くない日常となりつつある。
書棚を整理していたら、赤い、アートコミュニケーションの本を見つけた。
私の著作では、唯一、美大の教科書として、図書館に置かれている。
題のとおり、美術作品そのものより、美術作品を介して、作家と持ち主との関係構築の記録である。
実際には、若い美大学生と、特養ホームの高齢者との作品制作を通した交流記録。
美大生を、夏休み製作に特養ホームに招待した。
短期間だったが、5日間の交流が、お互いに良い思い出となった。
作品は、入居者にプレゼントされ、お年寄りは、大変喜ばれ、美大生とは、友達となった。
作品が、人と人との心を繋ぎ、思い出となる。
その関係性に焦点を当てて解析した。
私の今の地域文化活動の原点でもある。
これからも、地域文化スポーツを支援する。
その、きっかけとなった、私の人生の軌跡でもある。
医療も、介護も、保育も、病院も、施設も、私に取っては、人との関係性を構築する場となる。
そして、この日記も。
何故、この日記を書き続け、スタッフに送り続けているのか。
自分の内心を見つめるのは、楽ではない。
孤独で、鏡を見るのは怖い。
夢を見るのも、怖い。
そろそろ、現実に戻る時間になった。
おはよう。
今日も頑張ります。

本日職員新規PCR検査陽性者0
ご苦労様です。感謝致します。

今朝のパルスオキシメータ 98・97・97
冬眠中 代表 湖山泰成

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