週末は、実家で、両親の思い出整理。
勿論、整理など出来ない。
思い出に浸るだけだ。
66年が、過去という、一つの箪笥に入っている。
アルバムや、未整理の家族写真が、何箱もある。
高校生の時は、写真部長だったので、何箱もの学生のスナップ写真がある。
頼まれて、記念撮影をした女子学生のレンズを見つめる顔は、思い出せる。
男子学生の顔は朧げ。
勝手なものだ。
父のネクタイは、数が少ない。
白衣しか思い出せない。
母の衣装についての記憶も少ない。
子供の時の記憶は、料理ばかり。
何時も、友達の弁当を見て、美味しそうな料理をおねだりして、母を困らせていた。
母は、お腹が空いた時に、美味しく食べれば、1番身につくと何時も言っていた。
料理を熱いうちに、出来立てのうちに直ぐ食べるようにせっついた。
私は、父の体質で、猫舌だったので、何時も戸惑った。
お歳暮を何とか調理して食べているのだが、味加減を母と比べる。
コンビニ味にならされ過ぎているのだろう。
自分の味加減のお酢や胡椒が、懐かしい味だ。
手鍋で温める物ばかりで済ましている。
キャンプか、雪山登山の賄いみたいだ。
炊き立てのご飯にも、インスタント味噌汁に卵を落として、冷まして食べている。
話が飛ぶが、最近、宅急便の人が、年配の男性ばかりのような気がする。
銀座のコンビニの店員さんには、女性が増えたような気がする。
外人の店員さんは、見えなくなった。
若い、アルバイト店員は何処に行ったのだろうか。
銀座全体のお客は、少し若返った気がするが、働き手の高齢化を感じる。
寒い朝に、手にクリームを塗るようになった。
父用のクリームが沢山残っているので。
父のネクタイも使ってみようと思う。
年代物なので、すぐに気が付かれるだろう。
ネクタイは、女性で言えば、母譲りのネックレスだろうか。
杖も残してある。
私用には、少し短い。
防犯用に持ち歩こうか。
会議で指し棒にするか。
老人への身支度が、気持ちの上では始まっている。
本日職員新規PCR検査陽性者0
ご苦労様です。感謝致します。
今朝のパルスオキシメータ 96・97・97
鍋が恋しい 代表 湖山 泰成
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