【銀座湖山日記/11月30日】エマニュエル・カントの一日一食主義

【銀座湖山日記/11月30日】エマニュエル・カントの一日一食主義

実家の居間には、天野貞祐先生訳のカント全集が揃っている。父の一高時代の校長先生が、カント研究者として、有名だった。カントは難解である事で有名だが、規則正しい生活でも有名。朝5時の起床。決まった、時間、コースの散歩。近所の人は、カントの散歩に合わせて時計を合わせたと言う伝説がある。午後1時から、4時間かけての、友人を招いての昼食。1日1食。でも、友人数人と、ワインも開ける、学者の語らいのある宴でもあった。子供の時は、退屈な生活ではないかと思ったが、最近は、そうでもなくなった。私は、朝5時に朝食。昼は、事務所で、ヨーグルトとトマトジュース。アーモンド、クルミ、干し葡萄のナッツ類。夜は、今野菜スープや、野菜の煮物、豆腐。新米を頂くと、納豆、ちりめんじゃこ、すりごま。最近は、ステーキを焼く事もなくなった。お肉を食べたくなったら、コンビニで焼き鳥を買う。仙人にはまだ、ほど遠いが、規則正しい、蟄居生活に慣れ始めている。お酒は、飲まないので、あらゆるお茶を揃えて、楽しんでいる。ミルクティーが定番なのだが、最近は、ごぼう茶を毎日飲んでいる。哀れな老人生活と思われる方は、お茶請けの甘いものを恵んで頂きたい。少量の品の良い、お茶菓子を。
本日職員新規PCR検査陽性者0ご苦労様です。感謝致します。
今朝のパルスオキシメータ 98・98・98托鉢に行きます  湖山泰成

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