【銀座湖山日記/11月27日】一枚の大きな皿

【銀座湖山日記/11月27日】一枚の大きな皿

1年ぶりではないか。銀座の新しいホテルのレストランで、映画関係者と会食した。レストラン全体が、暗くモダン。若者向き。エレベーターもLEDライトで、怪しげで暗い。デートに最適。でも、悲しいかな、ジンジャエールとジュースでランチ。ウエスト・サイド・ストーリーは、また上映が伸びたようで、空振り。暮れは、スパイダー・マン。新年は、ゴースト・バスターズ。かって知ったる、安全大作が続く。007は、今や鎮魂歌。次回作の役者が決まるまで、話題にならない。女性の007の登場かもしれない。来年の全国合同入職式は、銀座の映画館でしたい。マリオンの大劇場が、リニューアルして、豪華になったとか。音楽ホールみたいに。まだ、見ていないが。もう、日比谷、銀座の映画館は、オペラハウスみたいになるのかもしれない。合間に、コーラではなく、ワインかシャンペン。宝塚、歌舞伎座、帝国劇場、そして、ロードショー館。金持ち以外は、ネットでしか、映画を観られない時代が来るかもしれない。老人の料金は、ワイン付き5000円にして、若者は500円にしたらよろしい。そうでないと、将来、映画を観る国民はいなくなるぞ。レストランでは、料理は大皿に品よく、盛られている。まるで、青山のレストラン風。でも、六本木青山だったら、皿は、黒。ここでは、真っ白な皿。妙に健全、健康的。最近の銀座のお客は、昔より若返っている。歳をとった六本木族ではないか。誰もが、老いて銀座を知る。銀座の六本木化と言う。日本橋は、上野浅草化した。京橋は、丸の内化。どうぞ、いらっしゃい。でも、銀座のマナーは守ってね。そろそろ、映画館に復帰しよう。杖を持って。ハットはありません。タップも踊りません。映画館で、映画を観ながら息をひきとる。そんな、ラストシーンは、なかったなあ。映画館にご迷惑はかけません。
本日職員新規PCR検査陽性者0ご苦労様です。感謝致します。
今朝のパルスオキシメータ 97・98・98ニューシネマパラダイス 湖山 泰成

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