【銀座湖山日記/11月19日】冒険少年

【銀座湖山日記/11月19日】冒険少年

小学生の頃、ノンフィクション冒険記が好きで、全集を愛読していた。北極、南極、アマゾン、太平洋横断、ヒマラヤ登山。運動も、自然も、動物も苦手な子供は、書斎で、夢を広げた。小説、映画、空想、歴史の異人と、夢見る子供だった。一日中、父の書斎に籠る引きこもる子供だった。一日中、書斎で、パイプとコーヒーとクラシックで瞑想に耽る。アームチェア・ディテクティブと言う。今は、寝たきり探偵。シャーロック・ホームズ。SF・ロマン、そして映画。とにかく、行動的ではなかった。小中学校の休み時間は、とにかく、図書室に1人逃げ込んでいた。日の光に弱く、すぐ、皮膚が赤くなるので、自分はドラキュラの血筋ではないかとも、空想した。20代は、冒険小説。イギリスの小説家、デズモンド・バグリイやギャビン・ライアルに耽溺した。夢見る少年は、旅行も億劫で、旅行記で世界旅行をしていた。歳と共に、インナースペースの世界に戻りつつある。コロナ世界では、ひきこもりも、生物の適応なのかもしれない。こんな事を考えて、人類の未来を憂いる。温暖化どころか、その先数十万年先の氷河期を想像する。これも、また、空想瞑想の世界。竹林の七賢人に一歩近づいただろうか。
本日職員新規PCR検査陽性者0ご苦労様です。感謝致します。
今朝のパルスオキシメータ 98・97・98

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