【銀座湖山日記/10月5日】借金資本主義

【銀座湖山日記/10月5日】借金資本主義

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総理は、新自由主義経済を見直す。
弱肉強食の貧富の差が激しい自由主義経済を放置せず、社会主義的政策を取る。
財務省は、一貫して、国の財政規律を取り戻す政策だった。
でも、無限に近い赤字国債を発行する日本。
更に、コロナ経済で東日本大震災の時よりも、コロナ予算を組まなければならない。
しかも、何年続くかわからない。
国が借金経営ならば、多くのサービス業も同様。
そして、病院・介護施設も国の無利子融資で支えられている。
コロナの終息もまだ見えぬ中、多くの事業の借金は増え続けている。
どう見ても、返済できる時代が来るとは思えない。
実は、医療福祉は、もともと利益率が低い。
固定資産も大きい。
ほとんど、国の政策融資で成り立っている。
コロナで患者が激減し、感染でスタッフが自宅待機になり、莫大な赤字を国の融資で支えている。
所詮、借金だから、何時かは返済しなければならない。
一度赤字分を、借金した病院介護施設は、返済できないと思う。
徳政令か、医療保険・介護保険単価が上がらなければ。
国も、法人も、借金経営。
しかも、赤字運転資金は、事業を継続する限り、増え続ける。
国債は増え続けても、返済しないでも良いのだそうだ。
国は倒産しないのだそうだ。
医療法人・福祉法人も国にならって、無限に社債を発行し、日銀に買ってもらいたい。
医療福祉の世界においては、新しい資本を生み出す健全な経済状況ではない。
新しい医療福祉の創業は、すべて借金で賄うしかないのだろうか。
ならば、それは、借金資本主義とでも呼ぶしかない。
病院経営の基本は、年間売り上げ以上の借金をしたら、返済不能。
つまり、倒産すると言うことだ。
資産を超えた借財も同じ事。
財務のバランスを超えた経営は続かない。
今は、銀行もコロナ環境で、謝金返済猶予を認めているが、いつまでも続くわけではない。
民間病院も、国に引き取ってもらって、国立病院となる時代が来るかもしれない。
社会福祉法人は、もともとお国の財産だ。
個人資産ではない。
国も、資産と同額の借金を抱え、借金資本主義となった。
新内閣の厚生労働大臣は、財務省出身。
医療福祉財政の規律抑制を図るのか。
事業維持の為の財政出動を許すのか。
どちらにしても、現場の経営は厳しさを増すだろう。

本日職員新規PCR検査陽性者0
御苦労様です。感謝致します。

今朝のパルスオキシメータ 99・99・99
借金も身の内 代表 湖山泰成

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【銀座湖山日記】

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