【銀座湖山日記/9月23日】芸術の本質

【銀座湖山日記/9月23日】芸術の本質

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私はバンクシーが嫌いである。
ザザビーで、高額で、自分の絵をおとしておいて、その場で、シュレッダーにかけた。
そのパフォーマンスで有名になった。
テレビで放送されて世界中で有名になり、彼の絵の価値を高めた。
そのあざといパーフォーマンスは、絵の、芸術的価値とは無縁だ。
路上の壁画ならば、そのまま無名で置いておいておいて欲しい。
作家として、自分の分身の作品をテレビの前でシュレッダーにかけるという価値観は、作品、芸術に対する冒涜だと思う。
素晴らしい芸術作品は独立した人格、価値を持つ。
昔、日本の金持ちの経営者が、世界的名画オークションで取得した。
その購入者は、作品は個人で秘匿し、美術館で披露せず、自分が死んだら棺に入れて、自分と一緒に灰に入れて欲しいと言った。
これは、世界の顰蹙を買った。
日本の品のない成金だと。
歴史的名画は、世界の遺産。
その世界の宝を、冒涜したと。
バンクシーは自己の作品の人格を認めていない。
愛してもいない。
自己のパフォーマンスで自分が有名になって、自分の作品の値を釣り上げているだけだ。
株屋の値段の吊り上げと同じだ。
施設は、経営者にとって、作品と同じだ。
しかも、職員との共同作品。
共同のパフォーマンス、舞踏、演劇。
あいいう事を称賛する人は、己の虚栄心の強い人だと思う。
私は、自分の作品である施設は、私と無縁になっても、幸せに社会に存在して欲しいと願う。
バンクシーは、私にはわからない、わかりたくない。

本日職員新規PCR検査陽性者0
御苦労様です。感謝致します。

今朝のパルスオキシメータ 95・98・96
愛するものを守る 湖山泰成

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【銀座湖山日記】

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