【銀座湖山日記/9月10日】広域防災福祉都市

【銀座湖山日記/9月10日】広域防災福祉都市

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私は、銀座の救急病院の経営再生の後、全国の中山間地を要請されて周った。
リゾートバブルが崩壊したのだ。
地域資本の、ゴルフ場、スキー場、そしてホテルが国際資本に買収された。
農業と温泉と老人の元の村に戻っていた。
家族資本の小さい旅館は地道に家族経営で支えられていたかもしれない。
大資本も、宣伝もいらない。
特別有能な専門家もいらない。
普通の人が普通に真面目に働いて暮らせる仕事。
それが、今の湖山の医療福祉事業だった。
湖山の街づくりも、医療介護施設を民間拠点とする民間社会保障事業。
1市町村単位で、地域を捉え、事業採算を考えている。
決して、全国的事業として行ったのではない。
私は、自治体立の保育園、小中学校のような公共サービスと認識していた。
と、言うのは、これだけリゾートが崩壊したのを見て、考えたのだ。
おもてなしの国の日本は、観光で金儲けするのが苦手。
日本文化のおもてなしは、お金が目的ではない。
ビジネスとしての、高級サービスは、日本の文化に合わないのだと思う。
オリンピック開催を頂点とした、観光立国政策は、残念ながら、コロナ災害の為、実を結ばなかった。
コロナ対策も、通常の医療体制の中でしかなく、外国からのオリンピック客の為の医療体制はなかった。
民間医療側にも、その能力も余裕も意欲もなかった。
日本では、お金持ち相手の観光ビジネスは、上手くいった歴史がないように思う。
銀座でも、お金持ち中国人相手の、高額人間ドックが増えるのではないかと言う論議があったが、それどころではなくなった。
銀座のクリニックに、オリンピック観光客の患者が押しかける事もなかった。
銀座も、ドメステティックな銀座で、国際都市銀座にはなりきれていない。
日本の社会資本は変わらず、ソフトだけで生まれ変わる事ができるものなのか。
政権の顔は変わっても、国民の暮らしは変わらない。
それが、日本の良いところだったのだが。

本日職員新規PCR検査陽性者0
ご苦労様です。感謝致します。

今朝のパルスオキシメータ 98・99・98
福島再生の年とする 湖山泰成

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【銀座湖山日記】

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