コロナ移動検査室である、カート車両の改造工事が着々と進んでいる。
来月には、渋谷に配備される予定。
ユニホームも、白衣も決まった。
昨夜は、来月から、顧問医になる救急診療医と打ち合わせを続けた。
DMATのメンバーでもある。
現在勤務の救急病院では、コロナ救急患者が急激に増えて、対応しきれない状況との事。
東京の病院は、公的病院も、民間病院も、能力的に限界状態にある。
少なくとも、医師・看護師中心に疲弊してしまっている。
ハードもソフトもパンク寸前。
でも、本当の東京のコロナ感染爆発はこれからだと思う。
介護施設も限界だが、私が心配しているのは、保育園・幼稚園・小学校。
幼児・子供は、自己管理できないからだ。
組織としても、感染対策は弱い。
感染が進めば、確実に母子感染になる。
KERTは、地域の保育園にも出動しなければならなくなるのではないかと、話し合った。
カート2号の企画もある。
キッチンカー、フードカー、冷蔵庫車両である。
熱海の大雨水害の経験では、停電・断水に際し、チルドの食材を一気に多量施設に運んだ。
でも、カレーでも、ホットドックでも、出来立ての温かい食事を即時多量提供したい。
夏場は、アイスクリームも有効なのだが。
これは、個人の嗜好も入っている。
首都圏大震災、東海大震災のリスクも併せて考えている。
地震大雨コロナ複合災害を想定し、生き残る為のあらゆる対策を準備する。
湖山Gの全国の支援は、24時間で到着を想定している。
カート特殊車両は、首都圏の大型施設に順番に配置したい。
施設ごとのコロナ水際対策を堅持しながら、準備に走っている。
昨日は、新艦長会議もあった。
私は、ホスト施設の千葉に向かった。
今春開設したばかりの特養ホーム。
設計はモダンで、若いアーテイストのロビーの絵画も良い。
若い役者の作品の金属のフクロウも斬新。
早速、次の作品も依頼することにした。
毎年、一作づつ政策を依頼するつもりだ。
職員の表情も明るく、温かい。
各フロアーに、災害備蓄室があり、確認してきた。
1階には、予備の入浴室があり、災害時に利用する。
現在は、災害備蓄個にしてある。
施設として、1週間分の食材を常に備蓄している。
施設の向かいが、公民館なので、共同災害訓練を提案したい。
非常時であっても、いや、だからこそ、温かい生活を維持したい。
職員とその家族の為に。
本日職員新規PCR検査陽性者0
ご苦労様です。感謝致します。
今朝のパルスオキシメータ 98・98・99
災害福祉広域支援ネットワーク・サンダーバード 副代表 湖山泰成
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