【銀座湖山日記/8月11日】未来に積む未来への介護

【銀座湖山日記/8月11日】未来に積む未来への介護

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保育園で、親が撮影した児童の写真コンテストがあり、その入賞写真が送られて来た。
兄弟の写真もあり、とにかく可愛い。
親に見せる安心しきった、満面の笑顔は、蜂蜜のように甘い。
私の顔も緩みきっているのが、自分でもわかる。
最近、幼児の写真を見せてもらうのが、心の外嬉しい。
湖山のホームページでも、保育所、託児所の幼児の写真が掲載されていて、念を入れて観る。
何故、あのような笑顔でいられるのか。
昨日も、雑誌の座談会で、写真を撮られたが、カメラマンから、もっと笑顔で、と言われた。
毎度の事だ。
私は、無理して笑顔を作ろうとすると、顔が引きつってしまう。
もともと、ファニーフェース、エビス顔なのだ。
利用者の高齢者の事を考えると、自動的に、自分の事を考えてしまう。
私自身が、高齢者のモデルなのだ。それ自身。
自分の心を探ると、あまり、楽しい気分にならない。
小説を最初から読み直すように、自分の記憶のある幼児の頃を思い出す。
今の私の気分、気持ちは子供の時の経験、その記憶の延長と気がついた。
子供の頃の幸せな記憶は、今でも幸せにしてくれる。
湖山には、保育園、託児所、母子施設、大勢幼児がいる。
今でも、一生懸命保育の仕事をしている。
でも、更に、もっともっと、子供の為になる事をしてあげたい。
私には、実の子供も、当然、孫もいない。
でも、職員の孫の写真を見せてもらうと、私も幸せになる。
何故だろう。
きっと自分には手の届かない、見ることのかなわぬ、未来への入り口を見ているのだ。
子供の笑顔は、タイムトンネルの入り口。
あるいは、未来を写すカメラのファインダーを覗くようなもの。
日々、子供の健康を守り、成長を見守るのは、未来への徳を積むようなものではないか。
貯金を積むようなものかな。
私は、借金を積んで、未来への福祉を積んでいるのだ。
子供の未来を創ることが、未来への介護。
秘書が、自分の子供の時の兄弟の写真をスマホで見せてくれた。
自分は、子供の時は、保育園の子供に負けないくらい可愛かったと。
確かにとても可愛いい。
今でも、充分可愛いいと思うよ。

本日新規職員PCR検査陽性者0
今朝のパルスオキシメータ 98・97・97

子供であった事を忘れない老人 湖山泰成

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【銀座湖山日記】

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