【銀座湖山日記/7月28日】夏は終わるのか

【銀座湖山日記/7月28日】夏は終わるのか

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昨日は鎌倉の施設の竣工式だった。
オンラインなのだが、設計事務所、建設会社に感謝状を差し上げたり、私の挨拶、職員の紹介ビデオを見たりして式典が執り行われる。
私の挨拶は、元々施設の新しい職員に向けたもの。
法人の若手職員も、10数年経てば、施設長に取り立てられる。
その者は、いつもと違って、慎重で緊張した趣だ。
古都鎌倉に相応しい建物、内装、そして行き届いた対応のスタッフ。
役所に挨拶による為、足早に見て回ったが、備品や家具にどこか実験的な新しさを発見した。
地味で質実。でも、選択眼は感じる。
内装は、特に目立つところより、そうでない所に気配りを感じる。
ユニホームが若々しく斬新。
湘南をイメージしたそうだ。
そうか、仕事帰りに、皆でサーフィンに行ける。
若々しいセンスは、お年寄りの入居者は喜ぶと思う。
既成概念は吹っ飛ばして良い。頑張れ。
昼食の松花堂弁当は、料亭並みに美味しかった。
後から出された、焼き立てのパンとデザートでお腹一杯になるのも、通例。
実は、私の好きなかき氷も用意してあったそうで、食べられず残念。
それだけが、心残り。食前に出して欲しかった。
次回の楽しみとしたい。
最後は、いつもの通り、定礎がわりの、施設の礎を築いた人々と題される、ネームプレートを確認する。
開業スタッフメンバー、設計事務所、建設会社。
今日、この日まで、開設に尽力した人々の名前が、役1000名プレートに刻まれている。
左上に、私の名前を見つけた。カタカナの外人名も多い。建設現場で働いた人達だ。
新しく湖山のクルーとなった職員諸君。
苦しくなったら、悩むようになった、辞めたくなったら、この定礎に刻まれた自分の名前を見てほしい。
君がこの施設を作った。
鎌倉の人達の為の井戸を掘った。
私は、施設を訪れる度に、この創業メンバーネームプレートを確認して帰る。
この中から、未来の艦長が誕生する事を願って。

台風が東京より、東北に向かった。
伊達の施設が危ないと感じ、深夜2時頃に施設長と電話で状況報告を話し合った。
以前、隣の川から、床上浸水となった経験がある。
今回は、入り口に土嚢を積んだり、入り口ドアに、水留めのストッパーパネルを置いた。
一階にわずかでも浸水すると、調理場が汚染されて、使えなくなる。
苦難の不幸な経験が、知恵となる。対策となる。
湖山の仲間は、全国皆心配してニュースを見ている。
水害は、今は特定地域の災害ではなくなった。
台風が東北を行く。
やがて過ぎ去る、今年の夏は何だったのだろう。
落ち着く秋が来てくれるのだろうか。

本日新規職員PCR検査陽性者0
今朝のパルスオキシメータ 98・99・98

セミの声が聞こえる 湖山G代表 湖山泰成

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【銀座湖山日記】

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