福祉世界で、1番馴染めなかった言葉がある。
慰問。
刑務所の世界ならわかる。
昔の福祉施設に、歌手や芸能人が行く時に使われたのだろう。
今、私達の介護施設や母子施設に、慰問に来ましたと言われたら、お帰り願う。
演歌歌手がCDを買ってくれと置いてったり。
美容師が、高い化粧品を売ろうとしたり。
下手な落語や漫才が始まったり。
お年寄りは優しいから、じっと最期まで我慢して、拍手で送り出す。
自己満足して帰る人も多い。
福祉、措置、慰問。
これに変わる言葉を探して、30年になる。
慰問に行って来ましたと言える傲慢な人の考え方が変わらない限り、無くならない。
でも、社会の実態が変わらない限り、言葉だけ変えても意味がない。
福祉施設の入所者が、豊かに幸せにならない限り、禁句にしても意味がない。
アートボランティアと提唱した事もある。
今は、私自信が忘れてしまっていた。
アートは芸術と言う意味だけでなく、人生そのものの意味。
ボランティアは、自ら志願した、自分がやりたい事と言う意味。
私の造語で、アートボランティアと名付けた。
気に入っていたのだが、社会には受け入れられなかった。
コロナで、孤独な時代だからこそ、今あらためて、求めたいと思うのだが。
本日職員新規PCR検査陽性者0
ご苦労様です。感謝致します。
今朝のパルスオキシメータ 99 97 98
代表 湖山泰成
ーーーーーーー