もう、毎年の恒例となって、何年になるだろう。
昨日は、花と笑顔の、子供絵画コンクールの湖山賞の選定をした。
2歳の作品あり。12歳の作品あり。
400からの応募の作品から、5作品を選定するのは、天国か、地獄か。
とにかく、可愛い絵ばかりで、選定は難儀。
応募作品数が、今年は昨年の倍以上。
コロナで、自宅で親子いる時間が多かったせいだろう。
クレヨン、水彩、鉛筆、何でもあり。
英字新聞を貼ったコラージュもある。
どの絵も、子供、家族、友達の満面の笑顔。
しかも、花畑に囲まれている。
皆、子供の明るい生命力に満ちている。
観ているだけで、微笑ましく、エネルギーをもらっているように感じる。
絵には、母親へ、兄弟へ、友達へのメッセージも書き添えられている。
今年は、例年になく、田舎へのお爺ちゃん、お婆ちゃんへの絵が目立った。
また、コロナのせいだろう、病院の医師、看護師の励ましの絵もあった。
選定に時間をかけても、迷うばかり。
観た瞬間の印象、エネルギーで選ぶ。
光を感じた作品を、取り上げる。
素晴らしい作品は見た瞬間から、光がある。
存在感がある。
年齢を確かめながら観るのだが、子供らしからぬ構図、色使いもある。
将来、画家になれるかなと、思わせるセンスの子供もいる。
全国の絵画教室からも多数来ているからだ。
先生の指導や、お母さんのサポートもあるかなと思う作品もあるが、それはそれで構わないと、私は思う。
もともと、親子の愛情のなせる技で、この絵が描かれたのだ。
完成したのだ。
美術館や画廊で絵を観る機会は多い人生を送って来た。
どの絵に惹かれるかは、人様々。
私も、自分自身の選定眼に自信があるわけではない。
むしろ、何故、今、自分はこの絵に心惹かれるのだろうか。
心を乱されるのだろうか。
不思議に戸惑い、自分の心情を探る旅に出るのだ。
絵に試されている。
絵が、見る人の鏡となって、その人の今の心を映し出している。
映画もそうだが。
作品を通して、作り手の心と鑑賞者との心が繋がる。
アートコミュニケーションと私は呼んでいる。
湖山賞作品は、フレッシャーズフェスのガイドブックの表紙絵に使われる予定。
楽しみにしていてください。
子供はコロナに負けない。
頑張れ。
本日新規職員PCR検査陽性者0
ご苦労様です。感謝致します。
本日のパルスオキシメータ 97・98・98
趣味の御隠居 湖山泰成
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