オリンピックに向けて、銀座事務所のスタッフには在宅勤務を基本に業務するように指示している。
来客も殆どない。
メールや電話の仕事をしに、銀座に出社する必要はない。
全国からオンラインで役員会や会議に参加しているのに、事務局だけ、銀座に集合しなくとも良い。
既に、電話は業務用携帯に転送されている。
そうすると、やがて、銀座事務所当番は、zoom操作のできない代表と、操作代行の秘書の2人となる日も来るかもしれない。
私の最近の行動範囲は、365日、殆ど自宅と銀座事務所を往復するのみ。
自宅だけでメール仕事をしていると、引きこもり鬱になりそうで、時々窓側に行って陽の光を見る。
熱海の土砂災害で数日火事場騒ぎの状態だが、ハイテンションは何時もの事。
今回は大規模土石流災害と言う。
また、敵の名前が1つ増えた。
病院でなくとも、介護施設は停電断水だけでも、利用者は生きていけない。
冷暖房が動かなければ、夏冬は老人はもたない。
エレベーターが動かなければ、食事も運べない。
水がなければ、食事も風呂もそして、トイレも流れない。
温泉水があるが、毎回温泉を運んで流すのは大変だ。
200人の入所者が生活しているのだ。
今回、食事は、クックチルを提供してくださる会社に助けられた。
湖山のホームページで被災状況を把握されたのだと思う。
近隣住宅から、水道の提供をされた。
ありがたい事だ。
グループの各法人から、多数の支援が車両で向かった。
私がメールで、支援要請をする前から既に準備行動に移っていた。
被災施設は自主的に被災情報をホームページやメールで発信する。
救援施設も自主的に情報を集め、準備する。
私が、サンダーバード出動を命ずる迄もない。
それが、湖山Gの仕事だ。
熱海のスタッフは消耗している。
風呂に入れられないから、清拭をしている。
200人を清拭すると言うのは想像するだけで大変だ。
自宅を流された職員もいる。
仲間を信じて、施設を支えている湖山の職員の為に、湖山Gの支援は続く。
職員も熱海の被災民なのだ。
その事は、東日本大震災の時、ヘリコプターで気仙沼に降り立った時に身に沁みた。
3・13当日、職員の20名は連絡がつかなかった。
全職員の生存が確認できたのは、1週間以上先だったと思う。
今回は、全員が無事。
でも、職員も皆、熱海市の被災民でもある。
断水や物資の不足は施設だけではない筈だ。
熱海からは、不足の物資リストを、毎日リミットリストでメールして欲しい。
全国の施設が読んでいる。
私のように。
本日新規職員PCR検査陽性者0
ご苦労様です。感謝致します。
今朝のパルスオキシメータ 97・97・97
銀座蟄居中 代表 湖山泰成
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