【銀座湖山日記/6月22日】新人の10年後

【銀座湖山日記/6月22日】新人の10年後

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昨日は月一回の経営基本会議。
湖山Gの経営の中枢会議。
コロナ迄は、月末の週末金土の2日間、銀座事務所に70人位幹部が集まり、月次報告会議をしていた。
蜜蜜の株式総会みたいだった。
グループ全体の状況報告が先にある。
新卒採用状況、大きなイベント、新規開設施設の予定、全体財務状況、私の経営方針指示。
そして、各法人の月次報告。
事故や行政監査報告も。
良い事も悪い事も、隠さず、共有する。
全国から、法人幹部が銀座に集う。
幹部達は、夜は銀座で情報交換。
銀座周辺のビジネスホテルを探して各自で宿泊している。
オリンピックに向けて、新規開業のホテルの状況が分かり、銀座の発展をひしひしと感じた。
でも、オリンピック後は、そのホテルはやがてどうなるのだろうか。
などと考えているうちに、このコロナ世界。
誰も銀座に来なくなった。来れなくなった。
銀座事務所の1番大きなスペーのスタジオから、zoom会議。
映画の作戦本部、コマンドルームみたいな雰囲気。
大きなスクリーンに何十人の顔が並んだり、発表者の顔が大写りになる。
大変便利であり、発表者の交代の時間がないので、会議はスムーズ。
今までは、1日半かかった会議が、オンライン会議になって、1日で済むようになった。
つまり、宿泊の必要も、出張の必要も無くなってしまった。
寂しいとも言える。
テレビ画像では、微妙な表情や視線や雰囲気がわからず、国会の報道か、記者会見の風情。
つまり、一方的になりやすい。
昨日は、予定時間より、少し早く終わった。
今までは、私が、質問責めで、時間が長引くのが当たり前だったが、昨日は違った。
報告内容にツッコミどころがあまりないのだ。
順調に、稼働も、採用も、財務も計画通り進んでおり、コロナも抑え込んでいる。
坦々とした平穏な施設状況に見える。
でも、それを維持する為には、地味だが、絶え間ない努力と忍耐の継続である。
私も、参加者幹部も、お互いにその事がわかる。
お互いの静かな畏敬と励ましを感じる。
私が発言するシーンがほとんどない。
湖山Gは成長した。
素晴らしいと思う。
でも、努力と発展は止まる事ない。
何の為か。
今年も来年も入職してくる新人の未来の為だ。
採用専門チームを孤独にさせず、採用から3年間は教育に継続して関わるようにする。
施設長も、採用から関わり、継続的に人間的に責任を持つ。
愛情と責任。
より一層、新人若者に愛情と責任を持てるように、法人組織を組み立て直す。
採用業務担当と、施設運営担当を回転ドアのように、ローテートさせる。
採用担当者の副施設長職を新設する。
来期からではない。
今日からだ。今からだ。
今日も、就職希望のゼミ学生1人と会食する。
担当教授も、湖山の採用側の役員も同席する。
手間暇ではない。
湖山に期待してくる、学生の心に触れたいからだ。
私も、法人の経営理事も。
1人の学生の採用は、その人の人生の責任の一部を担うことだと思う。
30過ぎの、自己判断で就職先を選ぶ大人とは違う。
親御さんの、我が子への期待を引き継ぐ事だと思う。
私が、今年の決算よりも、10年先の湖山Gの発展を考えるのは、この子達の10年後の人生が豊かで幸せであれかしと願うからだ。
また、責任があると思うからだ。
神にも祈る。仏にも願う。
でも、その前に私達は、自ら必死に働く。
湖山の子らの為に。

本日新規職員PCR検査陽性者0
ご苦労様です。感謝致します。

今朝のパルスオキシメータ 97・98・99
湖山G代表 湖山泰成

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【銀座湖山日記】

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