【銀座湖山日記/6月20日】採用担当が教育もする

【銀座湖山日記/6月20日】採用担当が教育もする

2118845_s
図書委員長をしていた頃の高校には、まだ、学生運動の、よすがが残っていました。
泰成委員長は、角棒暴力も、デモも嫌で、市民運動に平和運動の未来を探していました。
でも、闇の権力闘争が後を引いていて、学内にも、まだ、不穏な雰囲気が残っていました。
写真部の部長にもなって、いつもカメラをぶらさげていたのは、身を守る手段だったのかもしれません。
そこは、ジャーナリストの気分で、その立場をとっていると、勇敢な泰成君は、学内に見せたかったのだと思います。
勇気を持って戦っている気分だったかもしれませんが、今になれば怖くて身を守っていたのだとわかります。
また、高校生のペンパルの会の母校の会長までしていました。
学生運動で、有名になった高校の有り様を、発信するというより、自分の内心を吐露したかったのだと思います。
でも、文科省から、全国の高校生文通の会の会長になってくれと言われた時は、流石に勘弁してくださいと、文通の会はやめました。
それだけはやめなければ良かったと、今は後悔していますが。
今になれば、気がつく事が沢山あります。
それが、年寄りになって、人生を反省すると言う事なのでしょうか。
人生を懐かしむというほど、今の自分には、心の余裕はありません。
世界政治がこれほど変わるとは、想像できませんでした。
日本の財政破綻から、医療保険・介護保険の財政破綻までの波及。
豊かだったはずの日本の中流階級家庭の弱体。
社会改革どころか、日本の医療•介護・保育の社会福祉事業が、疲弊から崩壊へ行くと危惧しています。
私は、高齢者医療・介護施設を中心に地域街づくりを夢見てきました。
やっと設立存続から地域貢献発展へという段階に来たと思ったところでした。
でも、コロナ社会となってから、社会崩壊の不安と医療介護ドミノ崩壊の嵐を予感しながら、日夜、湖山Gの経営の手綱を握っている不安の毎日です。
銀座で、今年の新卒採用の説明会が始まりました。
3人でしたが、うれして、代表として私も挨拶に顔を出しました。
明るい笑顔満面で、感激でした。
どの時代でも、若者は社会に役に立ちたい、人の為になる仕事をしたい。
そうやって、社会に旅立とうとするのです。
今も変わりません。
でも、入社数年で辞める新人が多いという現実は、なんなんでしょうか。
採用担当者も純で、一生懸命。
共に、湖山Gを信じています。
でも、若者を引き受けた施設の施設長、介護長、上司達はどう考えているのでしょうか。
私は、採用担当者が入社3年は、担当上司として施設運営教育まで担当すべきではないか。
一方、施設長、介護長も採用から担当すべきではないか。
つまり、採用から3年担当する施設長介護長チームが3つあって、3年の任期毎に変わるというのはどうでしょうか。
採用担当者も、施設運営の実態を知る。
施設長介護長も、学生説明会から責任を取る。
皆さん、如何でしょうか。
賛成のメールをくださった施設から実施します。
役職者が3倍になるのですから、自らやりたい事をするチャンスです。
私は特に、現状を憂慮している、採用した学生に責任を感じている採用担当者に申し訳ないと思っていました。
採用前に、学生説明会で共に、私も湖山の夢を語っているのです。
この子に、この子の親御さんに、湖山Gを選んでくれた事に責任があります。
採用担当者の方。
施設の中に入って、私と教育計画を見直しましょう。
採用した新人の成長を自分の目で確かめましょう。
湖山の施設は、小学校ではなく、大学院です。
より、大人、専門家として成長させる事が可能なはずです。
相談員は船のパイロット役の副館長です。
採用担当者も洋上実戦で、教育を担当する副館長になるべきではないかと考えています。
心ある方からの、ご意見を待ちます。

本日新規職員PCR検査陽性者0
ご苦労様です。感謝致します。

今朝のパルスオキシメータ 97・99・99
湖山G代表 湖山泰成

ーーーーーーー

【銀座湖山日記】

http://koyama-cn.com/

e58aa8e794bb-e6898be58abfe7aeade5a4b4-e68c89e994ae-e68c87e7a4ba