【銀座湖山日記/6月12日】ウイン・ウインのビジネスモデル

【銀座湖山日記/6月12日】ウイン・ウインのビジネスモデル

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私にも、湖山Gの経営についてマスコミからインタビューを受ける事がある。
職員第一、利用者第二。
スタッフのお客様は、利用者だが、私のお客様は、職員である。
職員が消耗して、サービスは継続できない。
職員がコロナ感染して、クラスターは防げない。
という、諸君第一主義。
もう一つの経営理念は、法人とお客が、ウイン・ウインであること。
当たり前と思われるかもしれない。
でも、世の中は逆のことが多い。
医療も、治療や手術が失敗して、治療が長引くほど、医療費が高くなる。
証券会社や不動産会社も、買主に損をさせて、会社が儲ける。
実は、会員券ビジネスも、結果そうなったいる事が多い。
会員制のスポーツクラブ、レストラン、リゾートホテル。
そして、終身利用権の老人ホーム。
入所して、数ヶ月で亡くなっても、数千万円支払済の利用権の4割が即償却されている。
入所1月で亡くなっても、4割は、戻ってこない。
そういう契約だし、何十年でも長生きすれば、利用者は得をする。
会社側は、平均6年の寿命利用期間で計算している。
6年以上長生きすれば、利用者が得。
6年以内であれば、老人ホームの会社が得。
老人ホームの会社が、あれほど、広告宣伝し、営業マンを雇えるのは、販売利益が高いからだ。
なぜ、特養ホームや、病院は営業マンを雇えないのか。
販売利益がなく、日々の入所利用料で、やっと、トントンだからだ。
利用権販売は、ゴルフ場のビジネスモデルに似ている。
ゴルフ場を開発し、宣伝し、会員券を販売する事で販売利益をその年に一気に計上する。
営業をはじめたゴルフ場は、ほとんど利益を上げないか、若干赤字。
だから、作り続け、販売し続けないと会社は倒産する。
分譲マンション会社と同じ。
バブルが終わり、開発販売が止まると、何十と施設があったはずの会社が一気に倒産する。
過去、不動産バブルの時に、ゴルフ場、スキー場、リゾートホテル、そして、終身利用権の大企業の老人ホームが、皆倒産した。
老人ホームは、大手ゼネコン、保険会社が経営していた。
それが、皆倒産した。
その全てを私は、見て来た。
その現実が、私をして、その後、終身利用権の老人ホームは経営しないようにしてきた。
今迄は、介護バブルの好景気で、そのシステムの会社は成功してきたが、私はやがて来るバブル崩壊の悪夢を忘れる事はできなかった。
日々の料金で、日々のスタッフの給料と、借金を払う。
病院経営と同じ。
良い部屋、良い食事で、日々の料金が少し高くなっても、実質的に見合っている。
サービス提供側も、サービスを受ける側も、実費で、損も得もない。
病院や特養と同じ。
利用権販売や、建物の流動化で一時的利益をあげてる利益構造にすると、開発が止まると倒産する。
私たち湖山Gは、医療看護介護福祉の日々のサービスを提供するだけの法人。
証券、不動産会社ではない。
私たち一人一人の職員の愛情と責任で、幸せな、寂しくない日々を1日でも長く生きてほしい。
<添付ファイル 1.pdf>
そのことが、法人にとっても利益になる。
早く退去になることが法人が得をするビジネスモデルは、利益相反と言う。
共に、得をし、幸せになるビジネスモデル以外は湖山はしてはならない。
それが、湖山の経営者の経営責任。
利用者からも、職員からも、搾取は許さない。
それが、湖山の経営の正義だ。
その湖山の経営に誇りを持っている。
多少、武士は食わねど高楊枝、の感はあるかもしれないが。
江戸っ子です。

本日新規職員PCR検査陽性者0
ご苦労様です。感謝致します。

今朝のパルスオキシメータ 98・97・98
湖山G代表 湖山泰成

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【銀座湖山日記】

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