【銀座湖山日記/6月10日】病院の中の共済会

【銀座湖山日記/6月10日】病院の中の共済会

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10歳の泰成君が病院に行くのは歯科だけではない。
共済会が地下にあり、そこには、理髪店、売店、喫茶店がある。
皆、共済会だから、安い。
散髪に行くのである。
どこに行っても、ランドセルのお客は大事にされる。
飴玉くらい、もらったのではないか。
実は、先日、半年ぶりに髪を刈った。
日比谷の理髪店で。
サラリーマン相手の由緒ある床屋さん。
居心地がよかった。
高級美容室で髪を切るのは、実は、落ち着かない。
髪が伸び、オールバックになったら、あまりにも父に似てきて、恥ずかしかった。
後、半年位頑張ったら、丁髷が結えそうだった。
今、病院が、何故コロナ対応に一本化できないのかとマスコミで批判されている。
同じ病院でも省庁管轄は多数あり、国の命令一つではまとまらない。
そのような、設立基盤が法律で違うように出来ている。
厚労省管轄は、国立病院、国立研究所くらいではないか。
大学病院は、医師看護師の教育機関で、文科省。
財務省管轄の共済会。
旧郵政省の逓信病院。
農林省の農協の厚生連の病院。
自治体の県立、町立病院。
自衛隊病院は、戦時に負傷兵の治療にあたるので、本来は、病床を半分開けておかねばならない。
正直言うと、自衛隊病院は平時は患者を入れてはいけない。
つまり、治療実績が少ないのである。
コロナ戦時に、戦略的に医療資源を差配する国家機能、国家権限が定められていないのが日本。
東日本大震災の時にその問題は露見していたが、国家制度は変わらなかった。
コロナに大震災、もしかして、近海での戦争が起きたら。
自衛隊病院は、負傷兵治療が最優先。
医療技術の問題ではない。
ベット数、医師数の問題ではない。
国民の国家観の問題なのだが。
国民は、医療保険と病院を、自動車保険と整備工場みたいに頼っている。
テレビ宣伝の自動車保険は、全国どこでも電話一本で、事故車両を引き取りますと言っている。
救急車は、そんな風に行かない。
自動車は、どこの整備工場でも良いかもしれないが、人間は違う。
病院は違う。
企業立、つまり株式会社立の病院も多数ある。
皆、大企業。
でも、大企業の組合が強く、柔軟な運営ができず、皆大赤字。
企業立なのだから、ビジネスとして、コロナ検査を積極的に行うような話は聞かない。
組合が動かないのだと思う。
企業立の病院で黒字なのは、九州の麻生病院くらいではないだろうか。
日立や東芝の病院は赤字で苦しんでいた。
製鉄会社は、昔に病院を独立法人にして、売却したように思う。
ワクチン接種や、コロナ入院に、県立病院や町立病院が積極的に対応しているようには聞かない。
制度、能力が法律で限定されていて、臨機応変に対応できない。
もう、すでに、その制度の中でしか生きてこなかったので、病院関係者の考え方が限定的。
日本国家の建物のコンクリートの壁が重すぎて、間取りを変更する事ができない。
変更できないように、頑強なコンクリートで間仕切りをしたのだが。
湖山Gは、その裏庭に、木造平家の軽い造作で、医療介護を提供する。
フットワーク軽く、省庁のくびきを超えて。

本日職員新規PCR検査陽性者0
ご苦労様です。感謝致します。

今朝のパルスオキシメータ 99・98・98
湖山G代表 湖山泰成

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【銀座湖山日記】

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