【銀座湖山日記/6月5日】様とはどなたの事か

【銀座湖山日記/6月5日】様とはどなたの事か

4553456_s
患者様、ご利用者様と言う人がいる。
様をつけないと、医者は傲慢だと思うジャーナリストもいる。
確かに、患者に威張る医者で名医にあった事はない。
政治家も、学者も、寿司職人もそう。
でも、自分が信頼する、命を預ける医師に患者様などと呼ばれたくない。
自分が尊敬して、学びたい教授に、生徒様などと呼ばれたくない。
はるか昔、有名な社会評論家大宅壮一の名言がある。
女の顔は請求書、男の顔は領収書。
昔の接待時代の、銀座のクラブの請求書領収書をやりとりした客の、面構えの事である。
医療介護教育で、客を様付けにする人は、お金儲けを意識しているのだと思う。
自分を儲けさせてくれる金払いの良いお金持ちのお客様。
相手の人間の尊厳を尊重しているから、様をつけるのだろうか。
付けない医者や教師は、傲慢なのだろうか。
医者に様呼ばわりされて満足する患者とはどういう意識の人だろうか。
授業料を払っているのだから、教師といえども、生徒の自分に様と呼んで欲しいという人は、本当に学べるのだろうか。
一方、先生様などと呼ばれるのは医師くらいだ。
弁護士様、会計士様、大学の先生様などとは聞いた事がない。
私個人の観念価値観かもしれないが、ホテルの客ではあるまいし、しっくりしない。
湖山の世界に、様はいない。
様の概念は意識しない。
人間の尊厳とは、対等でしか成り立たないと考えるからだ。
上下関係、金儲けの世界とは無縁のはずだからだ。
私に、湖山様お願いします、とかかってくる電話の主は、不動産か証券の営業マン以外にはいない。
勘弁してください。

本日の職員新規PCR検査陽性0
ご苦労様です。感謝致します。

今朝のパリスオキシメータ 98・98・98
湖山G代表 湖山泰成

ーーーーーーー

【銀座湖山日記】

http://koyama-cn.com/

e58aa8e794bb-e6898be58abfe7aeade5a4b4-e68c89e994ae-e68c87e7a4ba