【銀座湖山日記/6月2日】地球湖山を宇宙ステーションから観る

【銀座湖山日記/6月2日】地球湖山を宇宙ステーションから観る

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ここ数日は、熱にうなされ蟄居療養の日々だった。
それでも、メールは24時間読み続けた。
zoomの会議は傍聴して、時には乱入した。
ベットサイドのパソコンを通して24時間、湖山を見つめ、考えた。
なんとか、皆の心を読もうと1人奮闘していてと言える。
身近に本人スタッフがいない分、送り手の心を探った。
布団を被った闇の中で想像を逞しくし、思案した。
次から次へと、多数の法人から。
数え切れないくらいの施設から。
そして、何年も会っていないスタッフの顔を思い出そうとした。
悩みや苦しみを感じようと、心のアンテナを目一杯上げた。
でも、自分は1人宇宙ステーションに取り残され、ガイア地球の周遊軌道を回っている気がした。
地球湖山に向けて、パラボラアンテナを目一杯開いている。
声は聞こえてくるが、身近に着陸できない。
惑星湖山を回る孤独な宇宙ステーション。
電波は届くが、我が身は、着陸できない。
そんなまどろっこしさの切ない数日だった。
でも、その間、見えない故に見えてきた事もあった。
聞こえぬ故に、心に響く事もあった。
普段聞こえぬ音が聞こえた。
無音の音。沈黙の音。
透明人間の姿。
傲慢な幹部の息遣い。
やさしき者の、聞く者のない、心の鳴き声。
ベット1つきりの孤独な宇宙ステーション。
明日から、地上に帰還する。
役員会が目白押しだからだ。
役員は若手に代わって行く。
5G世代の役員が誕生する。
突然任命されて驚かれた方よ。
天命降下は、いつも突然です。
私との面接は、すでに済ませてあります。
宇宙からでありますが。
よろしくお願いします。

本日職員新規PCR検査陽性0
ご苦労様です。感謝致します。

今朝のパリスオキシメータ 99 療養完了
湖山G代表 湖山泰成

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【銀座湖山日記】

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