【銀座湖山日記/4月12日】医療福祉の経営哲学

【銀座湖山日記/4月12日】医療福祉の経営哲学

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私の人生の研究テーマ。
恥ずかしながら、小生の修士論文のテーマでもある。
当時は、医療法人の病院、社会福祉法人の特養ホームしか、眼中になく、ビジネスの世界では、理解されなかった。
ビジネスと福祉は相反する概念とされていたのだ。
障害者介護や、生活保護等の福祉には、経営的思考など、求められていなかった。
経営とは金儲けであって、福祉とは相反すると言うのが、関係者の信念であったと思う。
福祉の削減は、財政破綻を避けると言う面と、公助に頼りすぎると、社会モラルが崩れるという、理念的面から、論議が生まれた。
一方、株式会社の経営は、儲け主義に走りすぎるのではないかと、経営学者が言い出した。
顧客の創造。
つまり、自分の商品に都合の良いお客を新たに見つける。
マーケティングも、マーケットリサーチから、マーケティングの最終目標は、社会を良くする事、と言い出した。
経営持続性。SDGs。
これも、永遠に繁栄、つまり長期利益を上げられると、言う事。
一方、福祉も、非効率や、低生産性の改善は当たり前となった。
税金で持って、全ての社会保障を賄うのは無理。
自助と公助は補いあえる。
でも、その間に、うまく共助が入るのは、意外に難しい。
理念理想を論議すると、政治闘争か、宗教戦争のようになってしまう。
私の求める医療福祉の経営哲学は、個人、法人の立場を超えて、万人に理解出来るものなのだが、そのようなものがあるのか、自信がなくなって来た。
顧客の創造も、社会を良くする事も、継続性も、理解し合える仲間の世界でしか実現できない。
せめて、湖山の仲間には、理解、共感してほしい。
コロナを防いでいるのは、湖山全員の信頼に基づく共助だと信じている。

本日新規職員CPR検査陽性0
ご苦労様です。感謝致します。

今朝のパルスオキシメータ 97
湖山G代表 湖山泰成

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【銀座湖山日記】

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