昨日4月1日は、富士の特養ホーム新館の開設式。
本館開設から、6年位になる。
旅館風で、外廊下、風鈴美術館として、雑誌に取り上げられた事もある。
そのイメージを継承して、隣に、増床した。
2階で、渡り廊下で繋がっている。
柱が、朱で塗られているので、鳥居、神社のように見える。
突き当たりには、お賽銭箱を置きたくなった。
新館も、中庭には、江戸風鈴が一杯。
神事が終わると、待っていたように風が舞、風鈴が奏でた。
あの時、本館の神事の時と同じだ。
今は、神と父の霊の存在を信じる。
神様にすがる。
病魔コロナ退散を祈願したい。
この施設には、30年前に、最初に開設した特養ホームのDNAが生きている。
低層、開放的、明るい、のんびり、富士山の麓。
そして、食事がうまい。
ここにいると、時間を忘れる。
仕事を忘れる。ここを離れたくなくなる。
入所者お一人目の車椅子のご利用者に挨拶をした。
亡くなったご主人と共に、この施設のファンだと言う。
嬉しかった。地域で愛されている。
この施設から、全国に新卒入職式の挨拶を放送した。
新しい施設の紹介も兼ねて、嬉しさが倍だ。
評判の昼食を頂いて、帰りは、建て替えをしたデイサービスに立ち寄った。
元は、古い建物を改装してデイサービスとして使っていた。
老朽化が著しく、建て替えが急務だった。
平家で、大きく、ガラス張りの明るい、スポーツクラブのような雰囲気。
外に、散歩道もあり、災害備蓄庫もある。
窓から、白いヘルメット多数が見えた。
30年を経て、担当者も若返り、時代風景も変わった。
でも、初代オリジナル湖山のDNAは生き続けている。
新卒採用者に、お父さんの歳はいくつですかと聞いた。
47歳と聞いて、たじろいだ。
私より、二十歳近く若い。
子供と言うより、孫に近い事になる。
急に、車椅子を押してもらう風景が目に浮かんだ。
我が身の老いを、また一歩受け入れた。
杖と車椅子と、そして風鈴が絵になる御隠居になれそうだ。
本日職員新規PCR検査陽性0
ご苦労様です。感謝致します。
今朝のパルスオキシメータ 97
湖山G代表 湖山泰成
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