首都圏には、大小30位の病院介護施設がある。
銀座を健康管理センターに転換してからは、地方で介護施設を作って行った。
やがて、埼玉、千葉、神奈川の地盤と交通環境の良い地域に特養ホーム、介護施設を作った。
東京を囲むように。
首都圏大震災が起きた場合を想定して。
東京の湖山Gスタッフは、23区を這い出てでも、関東周辺の施設に逃げ込んでほしい。
ご家族と一緒に。
患者、高齢者は、ヘリコプターか、東京湾からの船でしか、救出できない。
車なしで、担いで逃げるわけにはいかない。
全国の湖山の施設は、首都圏周辺の大型介護施設まで、車で救援物資を携えて、来てくれると信じている。
東京は、道路は壊滅し、入れない。
東京の人間は、多摩川、江戸川まで歩いて行って、そこから船に乗って、東京湾にでる。
橋は壊滅している。
そこから先は、運を天に任せる。
埼玉、千葉、神奈川の施設は、大型で、震災救援基地を想定して設計建築した。
備蓄庫も大きめに。
でも、その時にならないと、どうなるかわからない。
銀座の本部ビルの事務スタッフは、50人近くいる。
コロナ在宅勤務も増えてきたので、銀座に通勤無用とした。
在宅を奨励している。
無理して銀座に通勤する必要はない。
銀行はネットバンキング。
外部、学校の先生とのうち合わせも、オンライン。
役員会もオンライン。
次はは、スタッフ半分は、首都圏大施設をサテライトオフィスとして使う。
自宅で1人で働くのは、キツイ。
自己管理できる人は少ない。
湖山の全ての施設をサテライトオフィスとして誰もが、どの法人職員であったも使えるようにする。
これまで、勤務施設移動を妨げていたのは、法人が違う事だ。
彼は、A法人の私の職員なので、B法人施設に行かせるわけには行かない。
と、邪魔するのは、部下を私物化する、幹部職員。
他法人の他施設の素晴らしい職員と出会う事が不安なのだ。
自信のない幹部が、部下の世界を狭くしようとする。
自分の能力、器量に合わせて。
行って、学んで比較して来い。
今いる職場がどれほど素晴らしいか確かめて来い。
そう、言える自信と度胸のある幹部が少ないのだ。
幹部になると、自分だけをみて、他の幹部と比較してほしくないと図々しく考えるようになる。
自分のイエスマンだけであって欲しい。
自分の部下を自分以上の将来の幹部に育てようとする愛情と責任感、器量がないのだ。
硬直した、縦割り蛸壺官僚組織になりやすい。
それを、ぶち壊す。
若いスタッフを今のうちに、計画的教育的見地から、職場を2年から4年ぐらいで移動させる。
特に、医療施設、介護施設の両方を経験させたい。
同じ事務仕事でも、現場臨場感のある病院施設の事務所で仕事をするのと、現場と遠い、静かな事務所ビルで仕事をするのでは、学ぶことの次元が違う。
全国の医療法人、福祉法人は、全て、施設に本部が併設されている。
現場と一緒に仕事をしている。
銀座事務所しか知らない事務スタッフは、医療の尊厳を、介護の奥深さを、現場の苦しみを、現場の喜びを知らない。
経理事務員ではなく、湖山のスタッフに育てる。
医師でも、看護婦でも、介護福祉士でも、ケアマネージャーでも栄養士でも、PTOTSTでも経理でも、受付でも皆、同じくこやまケアを体現する。
その、同じスタッフ、チームは、皆、施設現場にいる。
本部事務員だけ、現場の悲鳴の聞こえない、火事の火の見えない、遠くにいてはいけない。
全ての湖山スタッフは、医療福祉の本質、その事を体験実感する職場現場体験が必要。
28歳の救急病院の当直が、私の原体験、私の原点。
湖山は原点に回帰する。
行って来い。湖山の若者よ、将来の幹部候補生よ。
本日新規職員PCR検査陽性0。
御苦労様です。感謝致します。
今朝のパルスオキシメータ 97
湖山G代表 湖山泰成
【解説】
解説に関しましては以下URLをご参照いただければ幸いです。