【銀座湖山日記/3月1日】オンライン授業

【銀座湖山日記/3月1日】オンライン授業

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客員教授や特別講師と言っても、年1回、大講堂で、講演するくらいだった。
修士論文指導や、試験の採点は大変。
生きた経営者の現場の話をして、社会の厳しさ、楽しさを伝えるのが役目だ。
まだ見ぬ世界の話だから、質問と言っても、まずは手は上がらない。
話題の新作の映画チケットをかざして、質問者に、配った事もあった。
昨年から、3年ゼミに毎週のように参加するようになった。
勿論、オンラインで、銀座事務所からの参加。
この大学は、丸の内に、特別教室を持っていて、そこで社会人講義をした事もある。
今は、丸の内に行く必要さえなくなったわけだ。
この授業が凄く刺激的。私には。
つまり、大変、疲れる。
それだけ、良い授業なのではないか、と考えている。
画面に、10名の学生全部も映るし、質問者の1人のアップも自動的。
映像記録も各人できるはずだから、ノートもいらない。
教師は指導記録が生で残るから、後で大学に採点されるだろうから、こちらが毎回試験を受けているような気分。
200人相手に話しても、1つの聴衆として話しているし、質問も皆さんから。
ネット授業は、個人の家庭教師を同時に掛け持ちしているようだ。
学生同士戯れる事のない、キャンパスライフのない新人学生の寂しさもわかる。
一方、教師のストレスも大変だ。
土日も、個別質問が、学生の都合で学生の都合の良い時間に飛んでくる。
パソコンを所持していない学生もいる。
スマートフォンもなくて、携帯で音声だけの学生もいた。
私は、湖山でアルバイトしてくれる学生には、無料でパソコンを貸与する事にした。
担当教授は、ファックスも用意しているそうだ。
メール添付を出来ない学生の都合に合わせる為に。
コロナ前の3倍の手前がかかると嘆いた先生がいたが、成程と納得が行った。
人のいないキャンパス。
食堂も閉鎖。アルバイトもない。
授業料だけは、同額。
先生も過酷。在宅で、残業代なしで。
でも、これだけの個人指導の大学教育がオンラインで行われている。
現場以外は、、オンライン在宅勤務の時代になった。
銀座の事務所は半減し、何かに変わる。
新しい銀座に何が現れるのか。
既に私の構想は出来ている。
覚悟も決まった。
自分で新しい銀座の顔を作る。
銀座は三つの顔を持つと言われる。
老舗、ブランド、デパートの商業の顔。
レストラン、料亭、バー、クラブの夜の顔。
そして、実は、銀行、証券、企業の多いビジネス街の顔。
どの顔も今は精彩がない。
人は半減どころか、4分の1位ではないか。
街路に人気(ひとけ)がない。
銀座が過疎になる。
過疎の銀座で、湖山Gはどう生きるか。
37年目の銀座が今月で終わる。
銀座の未来をどう描くか。
空を飛ぶか、地に潜るか。
どちらもありだ。

本日湖山職員PCR検査陽性者0
御苦労様です。感謝致します。

今朝のパルスオキシメータ96
湖山G代表 湖山泰成

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解説

解説に関しましては以下URLをご参照いただければ幸いです。

http://koyama-cn.com/?p=17575?cat=11