【銀座湖山日記/2月25日】家に帰ろう

【銀座湖山日記/2月25日】家に帰ろう

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昨日は、千葉の特養ホームの竣工式です。
オンラインではなく、リアルな出席は1年ぶりでしょうか。
白い外観。四角い整形。
目立つところのない、建物。
でも、中に入れば、明るい元気なスタッフのお出迎え。
設計会社、建築会社のお歴々。
内装は、グレー。日本語で言えば、ねずみ色。
もう少し、濃くすると、利休ねずみ色と言う。
中庭には、砂利が敷いてある。
初めてのデザイン。
禅寺のように、施設長が、ホウキで線を引けば面白い。
全体が、地味だが、冷たくはない。寂しくはない。
むしろ、お寺のような落ち着きと、安らぎがある。
考えてみると、神社は、色彩色の赤がイメージ。
湖山の施設は、際立った設計、目立った内装、強い色彩が多かった。
エネルギーに満ちていた。
ここは、発信力より、受信力。
誰もを受け入れてもらえる、おおらかさ。
どのような味付けでも美味しい、白い大根かな。
白米の飽きない美味しさ。
無地の壁に、唯一、作家の木版画がどのフロアーにも飾られている。
素朴で温かい図柄。
ご利用者にも、受け入れられると思うが、スタッフが1番気にいると思う。
日々、幾度も目に留めるのは、施設のスタッフだ。
足早に走り回る事なく、たまには版画の前で、立ち止まって深呼吸をして下さい。
作家の誕生日には、ご招待して、誕生パーティーを開催しよう。
その年の新しい作品を飾って、アーティストトークを聴こう。
作家の成長を、入居者と私達と共に共有しよう。
老いと成長は共にあるから、味わい深いと思う。
自分の老いの嘆くより、若い人の成長を讃えよう。
湖山の施設は、スタッフ、入所者利用者と関わる全ての人のマイホームでありたい。
何時かは、戻る、決して忘れることのない、故郷の実家でありたい。
特別でない、養護でない、マイホーム。
湖山が進出して来たのではない。
その地の、その人の故郷を守る家が誕生した。
コロナに襲われようが、不況が来ようが、地震が来ようが、津波が来ようが、私達家族を守ってくれる我が家。
家族と心の故郷を守ろう。自分達で。
内覧したら、もう、どの部屋人にも、入居者のお名前が書いてあった。
1ヶ月後には満床になるらしい。
私が、今度来れる日は何時の日か。
その時迄、健康で、元気でいて欲しい。
おめでとう。

本日湖山職員にPCR陽性者1名。
御苦労様です。感謝致します。

今朝パルスオキシメータ 97
湖山G代表 湖山泰成

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解説

解説に関しましては以下URLをご参照いただければ幸いです。

http://koyama-cn.com/?p=17524?cat=11