【銀座湖山日記/2月23日】湖山は何時迄も2.5位

【銀座湖山日記/2月23日】湖山は何時迄も2.5位

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大手芸能プロダクションの創業者が、言っている。
2位は1位の次じゃない、101位だ。と。
全国規模のマーケット競争では、そうなる。
昔、日本第2位のオートバイメーカーが、1位に挑んで、散々な目にあって、潰れそうになった。
アメリカの第2位のスーパーが、1位に挑んで、倒産した。
2位は1位のキングに挑戦しなければならない立場に追い込まれる。
世界第2位のボクサーは、1位に挑戦し続けなければならない。
銀メダリストは、金を取れなかった故に、ファンから責められる訳でもないのに、本人は呻吟する。
副社長は、社長の秘書役か、逆に社長を追い落として、自ら社長になる。
結構辛い位置なのだ。
と言って4位以下になると、誰も覚えてくれない。
ベスト3のリストにも載らないからだ。
湖山は1位を目指すのか。
目指しません。
その力もないけれど。
トップになるべく、どれかに集中すると、多様性は失われます。
できる事ならば、総合病院、総合大学。
百貨店は時代遅れのビジネスモデルとなりましたが。
湖山は、社会保障の百貨店になっても良いと思う。
経営的に支え切れるかは自信はありませんが。
湖山は基礎自治体レベルでは、最初から、ナンバー1ではなく、オンリー1なのです。
人口2万人以下の町では、病院や老健は1つしかないのが実態です。
元々、老人保健施設のない町に、進出を要請されて始まったのですから。
競争に消耗される事なく、落ち着いて、納得できる無理のない医療介護を育てたい。
金も力もない若者は、自分の足で歩く事から始めます。
日本一も県下トップも目指しません。
いや、眼中になかったのです。
普通の人が普通にできる、普通の介護。
全国どこにでもある、町立小学校。
どこの駅前にもある大衆食堂、お蕎麦屋さん。
無名でも、立派でなくとも良いではないか。
職員が、家族と共に安寧な暮らしが出来るならば。
所詮、私の身の丈に合った経営しかできません。
3位で合っても、ベスト3から落ちそうな3位はいやです。
F-1 レースやマラソンレースを思い出してください。
トップ走者の背後にピッタリ着けて、向かい風からの消耗を避け、ゴール前で一気に抜き去る走法を、スリップストリーム走法と言います。
1位と2位の過酷な競争を避けます。
でも、何時でも2位を抜けそうな3位はどうでしょう。
そのポジションを2•5位と名付けます。
目立たず、無理のない、消耗しない、人生のマラソンです。
無理のない仕事で、背伸びのない暮らし。
それが、湖山の目ざす人生です。

本日新規職員PCR検査陽性0。
御苦労様です。感謝致します。

今朝のパルスオキシメータ 97
湖山G代表 湖山泰成

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解説

解説に関しましては以下URLをご参照いただければ幸いです。

http://koyama-cn.com/?p=17510?cat=11