厚生労働省は、コロナ回復者を受け入れる特養ホームなどの介護施設に、介護報酬を1日5000円上乗せする。
今までの行政に比べたら、迅速な対応で感謝したい。
コロナは、高齢者の死亡率が高い。
特養ホームを始めとした介護施設は、クラスターが発生しやすい。
スタッフも感染し、施設維持が出来なくなる。
その中でも、ユニット型新型個室特養は、設計上は、感染対策に優れている。
介護施設で、コロナ陽性になり、入院して陰性になっても、退院できない。
次の受け入れ施設が見つからない。
元の施設も、中々受け入れられない。
陰性になっても、感染力は残っているかもしれない。
また、発症するかもしれない。
特養ホームに入所させた家族が家庭で受け入れらるわけがない。
家庭内感染も増えている。
ガラス細工の日本の施設体系は、医療と介護の狭間のサービスが取り残されている。
医療と介護の間に深い谷がある。
その間に命の架け橋をかけるのが、こやまケアだと思う。
施設としては、私は、医療特化型特養ホームと名付けている。
看護師、栄養士、リハビリスタッフを多く配置する。
勿論、顧問医師がいる。
いつでも、往診してくれる。
オンライン診療の医療機関もある。
最近、老健、特養を中間施設と呼ばなくなった。
今の現実から見える老人施設の未来は、より責任が重くなる。
コロナ世界では、介護施設で、利用者は、命を全うする。
つまり、亡くなるという事だ。
在宅復帰施設ではなく、看取りの施設になる。
介護施設は、老人ホスピスななる。
療養病床がなくなれば、当然、特養ホームが、そこを担う事になろう。
コロナ発症した高齢者が、コロナ病院に入院しても、回復者は、施設で受け入れなければならない。
1日5000円の上乗せは、必要な看護体制の充実に使う。
職員の命を守る為のコロナ検査費用にもなる。
湖山Gは、障害者にも、コロナ回復者にも、差別せずに、こやまケアを提供する。
その志は、忘れない。
本日職員に新規コロナ陽性者1名
御苦労様です。感謝致します。
パルスオキシメータ 95
湖山G代表 湖山 泰成
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【解説】
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