【銀座湖山日記/2月8日】週末アクシデント

【銀座湖山日記/2月8日】週末アクシデント

4361463_s
何故か、医療介護は、週末や祭日に事故、事件が多い。
勿論、即、理事長の私に報告が来る。
30年前は、ベットサイドのファックスに送られて来た。
今でも、あのベルは悪夢だった。
でも、深夜、そのファックスに指示を書いて、返送する。
受け取る病院施設の事務所のファックスも不気味だったと思う。
携帯電話の時代はもっと便利すぎて困った。
コンサート、宝塚、歌舞伎の最中に、携帯に電話がかかって来る。
途中で退席できない。
3回もかけてくれば、このしつこいのは父理事長からだなとわかるが、それにしてもシツコイ。
観劇、映画は、何時も出入り口の近くの通路側に席をとる。
観劇やゴルフのお付き合いをやめてしまったのは、同伴者に失礼だからだ。
病院会の病院視察会で団体で病院訪問をしている時、ずっと廊下ので電話状態が続き、失礼なので、参加しなくなってしまった。
私は、日本中どこにいても、事故コールセンター。
最近は、直ぐにマスコミからの電話や取材が入るので、対応に時間をかけられない。
夕方迄に返事をしないと、翌朝の新聞に記事が出る。
最近は、ネットニュースで全国に報道される。
施設長、事務長への指示は何時も同じ。
記者に直ぐ来てもらって、全て正直に話しなさい。
遠慮は入りません。
ただし、記者に最後にこう付け加えてください。
何を書いても構いません。
でも、本当の事だけを書いてください。
報告は全て、家族、行政に報告してあります。
職員にも、明日の朝礼から、全て報告します。
全て書いてください。事実ですから。
何時でも、再度取材に応じます。
事故担当者にも直接話を聞いてください。
でも、私達は、ショックで、この仕事をやめないように、一生懸命励ましています。
コロナ前は、週末は美術館か映画館か図書館にいて、落ち着いて電話に対応していた。
上野の博物館の休憩室が、1番自分の心を落ち着かせられる場所だった。
在宅で対応するのは、必ずしも、良いとは思えなくなってきた。
自分の心の逃げ場がなくなるのだ。
今は、土日祭日も朝晩2回、コロナ対策会議がネットで行われている。
関係幹部が365日24時間、命を守る為に休みなく戦っている。
湖山Gはすごいと思う。
私は、日々の決定に即座に承認を与えるだけだが、迅速実践的グループ対応は、東日本大震災以来の、経験だ。
新しいコロナ戦線は、介護施設で起きている。
でも、医療の問題で、医師看護婦中心の対応と指導がいる。
医療も介護も連携してチームを作る。
こやまケアの真髄。
アフターコロナの時代に、日本の医療は変わる。
医療のない介護は崩壊する。
介護を見ない医療は意義を失う。
医療と介護の存在価値の意味を改めて考えている。

本日湖山職員に新規PCR陽性0
御苦労様です。感謝致します。

今朝パルスオキシメータ95
湖山G代表 湖山泰成

ーーーーーーー
解説

解説に関しましては以下URLをご参照いただければ幸いです。

http://koyama-cn.com/?p=17377?cat=11