【銀座湖山日記/2月4日】みんな違って、みんな知っている

【銀座湖山日記/2月4日】みんな違って、みんな知っている

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湖山の施設は、あらゆる施設体系がある。
地区も銀座から、中山間地、瀬戸内海もある。
時代の違いも、賃金相場に影響がある。
銀座の病院は、銀座の給与相場に合わせる。
看護師の当直手当は、数年毎に上がった。
ある年は、放射線技師が。
調剤薬局が出来ると、一気に薬剤師の初任給が上がった。
地方の介護施設は、その地の社協の給与体系や、町立病院の給与体系に合わせた。
その法人も、関東に進出すると、全く、給与体系が合わない。
地域手当で差をつけても、補いきれない。
地域の多数の法人が地域に合わせて自由に経営してきたが、それぞれが、広域法人になり、人事交流も始まった。
全体の就業規則、給与規定を常に調整してきたが、もう、調整程度では、無理かもしれない。
新しく湖山に参加してきた法人施設は皆、別の歴史を持っている。
湖山は、EUみたいだ。
その全体に共有するのは、医療福祉の理念、目的。
それより、職員の人生、幸せ。家族全ての。
湖山の永遠の悩み、テーマ。
親を入れたい、自分が入りたい、病院施設。
理念理想を実現させる為には、福利厚生のサービスを法人間に不公正があってはなりない。
不公正、差別の悪影響を減らす為の処方は2つある。
職場の定期移動を全員平等にする。
当直のない、外来・デイと当直のある入院・入所勤務をローテーションさせる。
手当で差をつける。
もう一つは、情報共有、公開。
自分の部署だけお手盛りと思われないように、全職員がその勤務体制、賃金を知る事ができ、納得している。
あの部署の手当が自分の部署より高いが、理由を知って納得している。
不満があれば、そこへ、移動を希望できる。
あの部署は自分の部署と違って、在宅勤務ができるが、ちゃんと管理されていて、誤魔化して楽しているわけではないと、全職員が納得している。
情報公開、情報共有、定期的なローテーション。
大企業なら当たり前。
湖山Gも、大企業になって来たのだろう。
医療の世界では、病院の職員は個室料金は無料が当たり前。
介護の世界では、そのような慣習はないし、皆知らない。
その事、事態を知らない。
介護施設の職員も、湖山Gの病院に入院するときには同様の待遇を受けられないだろうか。
せめて、室料半値にならないか。
逆に、病院職員が介護施設を利用する時も同様。
湖山で企業型単一健保組合を検討した時代もあった。
健保組合で、補償ができないか。
もう、健保組合の財政難が改めて論議されている。
湖山式福利厚生の公正な統一化を考えなければならない。
永遠のテーマとなる。
完璧な解決方法はない。
だが、その矛盾、不公正に目をつぶることはない。

本日新規職員PCR検査陽性0名
御苦労様です。感謝致します。

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解説

解説に関しましては以下URLをご参照いただければ幸いです。

http://koyama-cn.com/?p=17333?cat=11