【銀座湖山日記/1月24日】テレビドキュメンタリー「介護崩壊」

【銀座湖山日記/1月24日】テレビドキュメンタリー「介護崩壊」

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昨夜、テレビでドキュメンタリー「介護崩壊」を観た。
昨年4月、コロナ第2波の頃に、クラスターと起こした札幌の老健を追った番組の再放送。
1年経とうとする今も、社会の対応状態は変わらないと思った。
第1号感染者は老健の隣の養護ホームの入所者。
その感染者が、老健のデイケアを利用。
デイケア利用の老健の入所者と、職員が感染。
あっという間に施設内クラスター
行政に連絡するも、老健は医師施設長がいるので、施設内で対処するように指示される。
入院を要請するも、老人は後回しで、なかなか入院できない。
その時、行政には全体の責任者がおらず、情報も一元化されていなかった。
第2波の最中で、行政も混乱、既に札幌市には、入院ベットも足らなかった。
老健の施設長医師は、高齢で、自らの感染を恐れ、殆ど診察を行わず、入院指示ばかり。
でも、入院先は決まらない。
老健の看護師の殆どが感染。
応援も、コロナと言うことで、集まらない。
典型的なコロナによる介護施設崩壊。
ナレーターの結論は、施設で、高熱味覚異常などの症状が出たら、行政に頼らず、迅速に施設自身で対応すべし。
その教訓は、今も変わらない。
コロナ受け入れの医療体制、行政の対応能力は1年経つ今もたいして変わらないのではないか。
感染者の増加で、相対的には、より、入院できない状況になっている。
首都圏では、ひしひしと感じている。
今年の冬、これからの2月3月の首都圏が恐ろしい。
東日本大震災の湖山G全国支援体制の事を思い出す。
被災現場は、グループ全施設にメールで応援要請をだせ。
必要な人数、物資、状況を具体的に、メールで頻繁に遅れ。
全国の支援施設は、自らの判断で出来る事を即行え。行動せよ。
あらゆる、稟議決済は事後。
もてるだけのお金を使え。
私の承認はいらない。
常にグループ全体に情報を共有せよ。
支援を受けた状況は、日々ホームページに写真で掲載し、誰もが確認できるょうにせよ。
そうすれば、報告書はいらない。
全国の湖山Gは、それを見て、次の支援を自ら考え、自ら実行する。
誰の指示も、承認もいらない。
まずは、自らの命を守れ。自らが生き残れ。
ワクチンが成功しても、この状況は最低2年は持続する。
日々の戦いは続く。
私は、毎日ホームページを観ている。
そして、毎日この日記を送る。
私が皆さんと同じ戦場にいる限り。

湖山G職員に本日コロナPCR陽性2人
御苦労様です。感謝致します。
私の今の体温は、36.0度です。

湖山G代表 湖山泰成

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解説

解説に関しましては以下URLをご参照いただければ幸いです。

http://koyama-cn.com/?p=17236?cat=11