【銀座湖山日記/1月17日】中核病院のクラスター

【銀座湖山日記/1月17日】中核病院のクラスター

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関東の中核病院でクラスターが報道されている。
民間の500床規模の代表的総合病院。
理事長とも、病院会やロータリーでお会いした事がある。
尊敬できる理事長、機能実績の高い総合病院。
そこが、コロナクラスターで苦しんでいる。
患者147名、職員163名が陽性。
そして、患者31名が亡くなった。
あっという間だった。
1病院の話ではない。
救急を受け入れている、地域中核病院が、新規患者を受け入れられなくなる。
勿論、救急車を受け入れない。
そうなると、介護施設が頼りにしている、民間中小病院も、新規患者を受け入れられない。
介護施設は、日々病院に支えられているので、病院でなくても維持できているのだ。
病院がいっぱいだから、病院に送らず介護施設内のみで対応すべきとの、国の指導が出ている。
無理な話だ。
やがて、施設でのクラスターが勃発するだろう。
病院も施設もパンクするならば、在宅がある。
でも、在宅、訪問こそ、蜜蜜度が高く、スタッフは危険。
スタッフも巻き込まれる家庭内感染が、より一層広まる。
今も、統計的に、家庭内感染が増えつつある。
医療介護ドミノ崩壊と、私は、声を大にしていた。
この春からは、家庭も入れた、三重苦(トリレンマ)崩壊が始まるのではないかと恐れている。
レストランに行くな、と言うレベルの話ではない。
自宅から、出れない。
自宅でも生きるのが大変、と言う時代が来るのではないか。
医療保険ができる迄は、結核になっても、お金持ちしか医者にかかれなかった。
抗生物質が発明される迄は、漢方薬で、暖かくして寝る療養しかなかった。
インフルエンザと比べて欲しい。
コロナは、ワクチンも治療薬もない。
来年度から、ワクチンが出回っても、その効果には、2年はかかる。
治療薬に至っては、影も形もない。
居酒屋やコンサートや旅行に行くなと言うレベルではない。
自宅を出るなと、言われるのではないか。
その時、せめて、食料品だけでも、施設にも自宅にも備蓄があるか。
施設での、食料品の備蓄を増やしてください。
輸送、配送の機能も低下すると思います。
地方から、都会への食糧の自己輸送も検討します。
東日本大地震の時の逆。
地方施設は、地元農協といざと言う時の為に、連携支援の検討を進めてください。
治療も、介護も、生きていることが前提です。
生きる為には、食料が、基本中の基本物資です。
私は、今、生存戦略から考え直しています。

今日迄湖山職員にコロナ22人。
御苦労様です。感謝致します。

湖山G代表 湖山泰成

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解説

解説に関しましては以下URLをご参照いただければ幸いです。

http://koyama-cn.com/?p=17165?cat=11