【銀座湖山日記/1月3日】緊急事態宣言 発出

【銀座湖山日記/1月3日】緊急事態宣言 発出

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昨夜の新聞ニュースで、発出と聞いて違和感を感じなかった人はいないだろう。
特殊なお役所言葉、行政用語だとしても、私も聞いた事がなかった。
発令、発動の意味だろうと推察できても、何故、このような言葉を使うのか、選んだのか。
賢い人達だから、充分考慮して、発出としたに違いない。
宣言と言うと、宣言する人は誰か。総理大臣か、担当大臣か、自治体首長か。
発令というと、権限者責任者はどの官庁か。
政府の責任としても、厚生労働省か、内閣府か、総務省か、東京都か。
予算と責任を明確にしなければ、行政は動かない。
国民の支持を上げられる政策と思えば、総理も大臣も自分の記者会見で発表を望むだろう。
支持を下げると思えば、政治家は出てこない。
来年は選挙だ。
行政発表や、対策委員長などにさせる。
誰も、自分の権限責任で発令したくなかったのだろう。
発出と言うと、命令者が見えてこない。
誰もボスではない、誰に命令されたわけではない。
皆で納得して、皆で共同で動き出したのだ。
と、言いたい、思われたいのではないか。
少なくとも、政治家も、行政も自分だけに責任を負わせないでね。
と言う気持ちが、私にはヒシヒシと伝わってくるのだが、皆さんはどう感じられるだろうか。
責任者リーダーは不在だが、国民皆さんが、自然に納得して、皆でコロナ対策の行動をとる。
自粛の社会環境が実現する。自己責任で。自己判断で。自主行動で。
実行実現できなかった時の責任を心配しているのだろう。
国家行政の責任は薄く、国民の総意で国民が一丸となって、状況を社会をそのように実現させるのだ。自然に、全体で。
お祭りの神輿行進みたいに。
今朝の新聞1面は、「緊急事態宣言を要請」とある。
自治体には法的権限がないので、国に要請。
自治体で、議会を開き、都条例、県条例だけでも作れないのだろうか。
経財相「発令視野」ともある。
やっと、発令者が明確になった。総理でも厚生労働大臣でもない。
視野とは、一応検討案に入っている、するかしないかはまだわからない。
という、意味と取れる。
私も、会議で、「体現せよ」と言う時がある。
具体的に施設内にそのようなサービスをせよ。
実行し、効果をあげ、成果をなせ。
そのような、湖山の法人施設を実現させようと言う経営行動指示である。
自ら実行して実現させよう。
当事者意識を持たなくてはいけないと言う私の思い、危機感なのだが。
私がいくら新しい設計図を書いて幹部に渡しても、幹部職員は建築現場職員に図面を丸投げして、後は君達で素晴らしい病院施設を作ってくれと言うわけだ。
これでは、現場職員がかわいそうだ。
実際、施設会議で発表しました、命じました、と言うだけで、実行責任はないと考える幹部が多くなって来た。
その幹部には、君は伝言板だな、と言う。
実行実現させるのが、役職者の責任なのだが、権限だけ振り回して、実行されなくても自分の責任は伝達で完了されていると都合良く考えるのだ。
問題が起きても、私に報告するだけで、指示をお待ちしていますと言うだけの人もいる。
施設から遠い私には判らないので、幹部の君に聞くのだが、どうすべきか。
と、聞いても、報告したので、ご指示通りに致します、と答えるだけ。
それならば、こちらは直接現場の責任者と相談しますと、答えるしかない。
上から来た書類に判子だけ押して部下に回す。
下から来た上申書を判子だけ押して上に回す。
その幹部に説明を求めると、何も理解しておらず、担当者に聞いて来ますと言う。
もともと、そう言う職員を幹部に任命する事が間違っている。
経営者の私の責任に尽きる。
部下に迷惑な頼りにならない上司をどう教育して、責任ある仕事をさせるか。
38年目の経営になっても、答えは見つからない。
今年は牛にひかれて、湖山の道を行く。

今日迄湖山職員にコロナ14人。
御苦労様です。感謝致します。

湖山G代表 湖山泰成

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解説

解説に関しましては以下URLをご参照いただければ幸いです。

http://koyama-cn.com/?p=16805?cat=11