小中学校の同窓生が亡くなった。
テレビ局のプロデューサーで、映画を制作し、プロダクションを作り、芸能人が集まるレストラン迄経営していた。
昔、札幌で撮影中だから、観に来ないか、有名な役者さんも紹介できるよ。
と、言われて、そういう世界もあるのだなあ。
ハリウッドみたいな世界も日本にあるのか。
しかも、同世代の大物プロデューサーか。
レストランも幾度か行ったが、このコロナでそれどころではなかった。
癌で闘病していた。
人の死は、同じではない、と、考えるようになった。
救急病院、療養病床。
仕事で見る死と、そうでない死と違うので良いのだろうか。
同じに見れないと、プロと言えないのか。
同じに見たら、人間として良いのだろうか。
そんな事を悩んでいた若い頃もあった。
自分が老いてしまえば、すべて我が事。
人は死んで当たり前。死ぬべきもの。
病院は人生の入り口と出口。
医療従事者は、淡々と御見送りする祭司。
同窓生からの連絡は、結婚、出産、大学、就職、そして最近は孫の話題。
これまでに、訃報はあっても、皆、癌だったと思う。
それでも、特殊な例と感じていた。
コロナばかり気にしていたが、他の疾患は無くなったわけではない。
もう、私の周りの友人は、病人か予備軍。
親の介護、自分の病気、そして友人の訃報で、友から電話が来る。
そんな年周りとなったわけだ。
やはり、癌、脳梗塞、心臓疾患。
コロナは新しい敵だが、インフルエンザも今迄同様。
普通の風邪、感冒でも、90歳だったら、命懸け。
悪魔は顔と名前を変えて、幾度でもやって来ると言う。
ワクチン、治療薬が完備しても、インフルエンザは毎年やって来る。
サンタの後からやって来る。
コロナも同様に、無くならないと思う。
毎年のように新しい敵に新しい武器で戦う。
新しい武器が手元に届くまで、塹壕に籠る。
今晩、テレビで「ゴジラとモスラ」が放映されます。
観るつもりです。
今日迄湖山職員にコロナ11人。
御苦労様です。感謝致します。
湖山G代表 湖山泰成
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【解説】
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