【銀座湖山日記/12月17日】宅急便ご苦労様です

【銀座湖山日記/12月17日】宅急便ご苦労様です

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夜間に宅急便で、福祉医療機構や銀行の書類を受け取る。
今月は、お歳暮も届く。
夜間の配達には、学生さんらしい若い男性が増えたように思う。
インターフォンで、玄関の門の前に置いておいてください。
サインはお願いします。ご苦労様です。
直接手渡しで受け取らないのは失礼だと思うが、仕方がない。
配達の人も、プロだから、いちいちお客に近づきたくないだろう。
例年、新米や果物が多く、感謝しているのだが、選択できるギフトが増えてきた。
鍋物セットを頼もう。
正直言うと、ステーキがそろそろ飽きてきた。
キッチンに籠る肉の匂いが鼻について来たのだ。
お茶漬け、うどんが、身に合う優しさの味となるのだろう。
子供の頃は、毎朝ベーコンエッグにグレープフルーツのハーフカット。
テレビで観た、アメリカの家族の朝食風景に憧れていたのだ。
泰成君は、そういう注文にうるさい小学生だった。
母は、気取った事が嫌いな人だったが、子供の我儘にやむ終えなかったのだろう。
それが、中学生になると、自分専用に、玄米を炊いてもらった。
我儘だった。自分の生活様式は自分で選んだ。
小学生なのに、自分で、コーヒー、紅茶を淹れた。
いつも、何かにこだわって、現実の風景を、自分自身を変えようとしていた。
今の現実の自分に満足できなかったのだろう。
現実は変わりようがないから、やがて、現実から逃避をして、神話やSFの世界にはまる。
スポーツやゲームの勝ち負けが嫌だった。
勝者にも、敗者にもなりたくなかった。
審判や、コーチ役を買って出たように思う。
闘争心に欠け、問題を避ける、子供らしくない、小賢しい身の選択をしてきたように思う。
子供の時から。
人生の後悔の話をしたいのではない。
新しい、人生の道を歩もうとしていると感じ始めている。
来年は人生の国境が変わる。
ボーダーを超える。そういう予感が止まらない。
静かな孤独な覚悟が固まってくる。
今朝も凍えるほど寒い。
心も冷え冷えとする。
コロナのせいに違いない。
寒さ故、また、コロナ感染が広まるのではないか。
悪い方へ考えてしまうのが辛い。

特養ホームの訪問歯科医師のコロナ陽性報告が上がってきた。
しかも、2施設同時に。
幸い、患者の利用者、施設職員に感染者がいない。
湖山は口腔ケアに力を入れている。
訪問歯科医師が、蜜蜜で、感染リスクが高いのは当然。
専門医師だから、最大限の配慮をしているはずだが、やはりリスクは高いのだ。
今は全ての人が戦友。無事を祈る。

今日迄湖山職員にコロナ9人。
御苦労様です。感謝致します。

湖山G代表 湖山泰成

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解説

解説に関しましては以下URLをご参照いただければ幸いです。

http://koyama-cn.com/?p=16343?cat=11