【銀座湖山日記/12月4日】若旦那と御隠居

【銀座湖山日記/12月4日】若旦那と御隠居

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28歳で銀座の救急病院の経営者になり、老舗の会に入り、銀座の若旦那となった。
30代で、病院会と、ロータリーの会員となり、若手経営者と呼ばれた。
どの、学会、シンポジウム、勉強会でも、最年少のメンバーで目立った。
生意気な若造だったと、今は判る。
今思うと、先輩は優しかった。感謝致します。
昨日、銀座の調剤薬局の若社長が、暮れの挨拶に来社された。
数年振りだが、名刺を見ると、都心に10店舗はある。
発展したのだ。
30年前に、ウチのすぐ目の前に、調剤薬局1号店を開業なされた。
周りのビルに、多数クリニックがある地区だが。
なんと言っても、うちの病院が最大顧客。
私は、救急病院として、内部調剤だったのを、外来は外部調剤に切り替えた。
病院の薬局長は変わった。
血液検査も同様に、外部委託に変わった。
検査部長も変わった。
レントゲンのメーカーとフィルムを入札で変えた。
放射線科長も変わった。
その調剤薬局の創業社長は、背の高い、声の高い、気遣いのある人だった。
業界の事を色々教わった。
湖山と一緒に生まれ、それぞれの道は違うが、多店舗に成長した。
挨拶に来た社長の名刺は同姓だから、御子息とわかった。
銀座の2代目の共通点は、皆さん洒脱で、感じが良い。
勿論、小生も含みます。
銀座が大きく変わる。
銀座のお店は、1年で3分の1は変わる。
銀座で働く人も、1年で3分の1は変わる。
生存競争の厳しい街だ。
アフターコロナは、激変するのではないか。
私が学んだ銀座の先輩のお店は、皆さん世代交代した。
そして、私は、銀座の御隠居になった。
私は、父の次に幸せな人生だと日々思う。
湖山Gの皆さんと、銀座の皆さんに感謝したい。
来春は、銀座も多数のクリニックが閉院すると言われている。
成長なしには生存はない。
銀座の老舗が繁栄したのは、全国展開する百貨店に店舗展開してきたからだ。
外国ブランドに、とって代われた銀座も、又、変わる。
湖山Gの社是は、お取引との、信頼関係のある、長い関わり。
湖山Gだけの繁栄は続かない。
湖山Gの時代の次は、湖山Gアライアンスの時代となる。
2代目社長の笑顔は初代とそっくりだった。
私の顔も、父に似てきたに違いない。

今日迄湖山職員にコロナは7人
御苦労様です 感謝致します

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解説

解説に関しましては以下URLをご参照いただければ幸いです。

http://koyama-cn.com/?p=15933?cat=11