【銀座湖山日記/10月21日】令和大正浪漫

【銀座湖山日記/10月21日】令和大正浪漫

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今は、漫画原作による、劇場版アニメが、邦画史上歴史的大ヒット。
第1週興行売上日本1。
昔は、土曜日が、初演だった。
だから、私は、初日土曜日の初回上映に、銀座日比谷に行った。
いつの間にか、初日は金曜日になった。
アメリカから始まった。
テレビニュースで、先週の映画興行ランクを発表する。
土日の合計売上より、金土日の三日間合計の方が多いのは当たり前。
映画を観に行こうか。
今人気の映画はどれだろう。
ランクナンバー1のこの映画はどうだろう。
などとなって、人気が人気を呼ぶ。
そして、日本もこれにならった。
そのうち、月曜日初日になるのではなかろうか。
本も、今週の書店販売人気ランクが発表される。
最近はあまり聞かなくなったが。
調査対象書店が、新宿の有名書店だった。
出版社、著者関係者が、意図的にその書店で多量に買う。
当然ランクは上がり、まだ読まぬ人や図書館がその情報で、注文を出す。
営業マンは大変だ。
そのアニメを観た。
何故ヒットしたか。
まず、国民は、久しぶりに映画を観に行く。
大作はまだ、上映されていない。
地味で難しそうな政治的な作品ばかり。
人気漫画原作で、ポスターは楽しそうで、孫もファン。
映画館が、子供ばかりかと思いきや、老人ばかり。
自分を差し置いてだが。
何故か。
同感できるが、コロナ気分で、暗い映画は観たくない。
明るく元気になりたい。
そして、服装が、ドラゴンボールではない。
大正浪漫風。懐かしく、懐古的かな。
観たらびっくり、ドラゴンボール。
ゾンビー、エイリアン、鬼退治、大魔神。
若いファンに怒られそうだが、初老の観客はそう連想した。
今は、令和の大正ロマンなのかもしれない。
大正は日本的文化の花開いた時代。
でも、一方、関東大震災、世界恐慌、第二次世界大戦に向かった時代。
歴史は、繰り返す。違った顔で。
との格言があるが、
コロナの雨の中、足元をしっかりしないと、地崩れを見逃す。
湖山は、今迄と違って、グループ始まって以来の、デフェンスフォーメーションを取る。
湖山艦隊は一隻も沈めない。

今日迄湖山職員にコロナ2人
ご苦労様です 感謝致します

湖山G代表 湖山泰成