京都の友人から、新しい著書を送って頂きました。
「介護離職はしなくてもよい」濱田孝一著
銀行出身。介護職員、社会福祉法人マネージャーを経て、経営コンサルタント。
経営のスキルと介護のハートの両方をお持ち。
私が信頼する、数少ない、善良で優秀なコンサルタントです。
今迄、親の恩を受けるばかりで、今迄十分な親孝行をして来なかった。
最期の時くらい、自分自身で、お世話をしたい。
真面目な良い人ほど、そう考えるのはわかります。
昔の大家族なら、良いのですが。
そう言う追い詰められた、覚悟を決めた人は、大抵、兄弟の協力を得られていません。
何故か、皆そうなのです。
自分1人で、自分が犠牲になって、最期くらいは、自分で恩返しをしたい。
人間の子供の家族の本能なのでしょう。
真剣な必死な介護のお陰で、親は延命します。
でも、代わりに、介護する子は、消耗して、瀕死に追い込まれます。
親子介護心中は実際にあります。
自分で親の介護をする事に決めました。
そう、私に告げる職員は、決死の覚悟です。
何を言っても、決心は変わりません。
その気持ちを持って、良い施設を選んで、毎日でも施設に顔を出してください。
励ましにではありませんよ。
親に甘えに、です。
親は寝たきりになっても、子供に頼られて、甘えて欲しいのです。
たまには、孫を連れて。
子供が、自分の介護の為に人生を、仕事を、家族を犠牲になる位なら、自分は長生きしたくない。
そう思うのが、親です。
湖山の経営理念は、親を入れられる病院施設です。
父湖山聖道理事長は、自分が理事長の病院に入院して幸せだったと思います。
次は、自分が入りたい老人ホームなのですが、どこに入るかは選考中です。
期待して待っていてください。
毎日、食事の検食評価を日記に書いたりしませんから、ご安心ください。
今日迄湖山職員にコロナ1人
ご苦労様です 感謝致します
湖山G代表 湖山泰成