【銀座湖山日記/10月10日】街が動き出す

【銀座湖山日記/10月10日】街が動き出す

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銀座に人が戻って来た。
車は、従前に戻った。
人通りが賑わうほどではないが、人けはある。
でも、デパートも、映画館も寂しい。
映画館は、一席おきに赤いデープでバッテンが貼られている。
日比谷の映画館には、席の間にパネルのあるプレミアム席がある。
千円高い。
シニア料金にプラス千円。
宝塚、歌舞伎に比べたら、安い、安い。
今1番評判の「TENET」を観た。
クリストファー・ノーラン監督の最新作。
バットマン以上の緊張感が続く。
低重音のドラムのような音楽が心臓を締め上げて来る。
ストーリーはタイムトラベル物なので、1度観たくらいでは分からない。
2度3度観る人も多いそうだ。そうでしょう。
シーンシーンの映像が、緊張感の塊なので、ストーリーはあまり気にしない。
映画の映像、音楽の力の限界を見せ付けた革命的実験映画。
ノーラン監督の代表作。映画の歴史を変える。
今年の映画界は寂しい。
でも、この年は、この1作で歴史に残る。
映画瀕死の年に、TENETが誕生した。
クラシックバレエの世界にモダンダンスが生まれた。
クラシック音楽の世界にロックが生まれた。
それ位、私にも衝撃だった。
経営者として、私にとって、今年は大転換の年となる。
湖山は、ローカル化、分散化を経営方針として来た。
成長のスピードの中に遠心力があった。
これからは、湖山がコロナの海に遭難しない為に、艦隊編成を組み直す。
求心力、重力を高める。
10年の体系の為に、今年1年の改革を行う。
来年の津波に備える。
未来は、ロックを歌い、コンテンポラリーダンスを踊る。
生存の為に進歩進化するDNA。
それこそ、これこそ、湖山。
東京の病院の認知症病床で患者22名、職員6名、計28名のクラスターが報道された。
人ごととは、思えない。
私達は、本当に良く頑張っていると思う。

今日迄湖山の職員にコロナ1人
ご苦労様です 感謝致します

湖山G代表 湖山泰成