静岡の医療法人の永年勤続表彰式があった。
毎年恒例で、どの法人にもある。
今年は、zoom.
皆、慣れてきたと思う。
経営理事の挨拶に、代表が、たった1人で初めた病院と言われた時には、泣きそうになった。
富士山の麓の病院の年末の竣工から、正月の開業まで、私1人で、管理人をして創業した。
1週間の警備が100万と聞いて、勿体なく思い、自分1人で管理した。
富士山麓の無人の病院は、冬風に吹かれて、寂しい。
冬空は抜けるように青く、富士山はくっきりと綺麗で美しかった。
私の人生で、最高の富士山の風景は忘れる事はない。
大晦日の夜は風が強く、窓も震えて、とにかく怖かった。
深夜、病院に電気を全て、点灯して、外から見上げた。
星空背景の病院は室内からの光で、輝いて見えた。
病院の開設メンバーを、これから迎えると言う、高揚感一杯。
未知への恐れもあった。
やがては、2000名を迎えるであろう法人になろうとも、たった1人で初まった。
30年、20年、15年、10年を合計すれば、79名になった。
私を入れれば、80名。
父故湖山理事長が生きていれば、81名のはずだった。
各病院施設で式典が進むのを銀座から、ネットで観る。
でも、思い、感動は伝わる。共感できる。
30年を共に戦った戦友の顔は忘れない。
式典最後に、サプライズがありました。
私に、永年勤続表彰をいただきました。
勿論、30年です。
頭を下げて、殊勝な気持ちになります。
東京の生き生きプラザ勤務の職員から、凄い花束を頂き、記念撮影をしました。
いい写真です。飾るように、引き延ばすことにしました。
職員と共に生きてきた事の、ご褒美です。
戦友よ! 人生の同伴者であってくれてありがとう。
今日迄湖山職員にコロナ1人
ご苦労様です 感謝致します
湖山G代表 湖山泰成