【銀座湖山日記/10月6日】夜勤あり、休館日なし

【銀座湖山日記/10月6日】夜勤あり、休館日なし

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東京には、母子支援施設と保育園がある。
母子支援施設で、保育士の採用に苦慮している。
保育士も都会では、人手不足。
少子高齢化の中で、10年後はデイサービスにできるように設計した。
と、言う保育園理事長の話を聞いた事がある。
でも、今は、介護も保育も人手不足。
最近、コンビニ就職希望が増えたと新聞が報じている。
介護、保育にも、きて欲しい。
同じ保育士の職場でも、保育園は日曜祭日は休みだと思う。
夜勤当直もないと思う。
映画で、新宿の24時間保育所のドキュメンタリーを観た事がある。
特殊な例だから、映画になったのでしょう。
国会でも論議になり、知り合いの国会議員も観に来ていた。
警察も、消防署も、病院も、介護施設も、24時間、365日の仕事。
当たり前だが。
鉄道、バス、航空機の公共交通機関もそう。
勿論、水道下水、電気も。
当たり前だが。
その、大変な仕事に対する国民のリスペクトは、充分だろうか。
報酬は充分だろうか。
栄養士学会で、講演者が言っていた。
何故、栄養士が、医師看護師同様に社会的力を持っていないのか。
夜勤当直、祝日土日勤務をしていないからだ。
何故、皆さんは栄養士を選んだのか。
夜勤、週末の勤務がないからではないのか。
救急病院ならば、入院時に、医師看護師と一緒に対応すべきだ。
そう、力説していたが、栄養士の聴衆の反応はなかった。
栄養士も、24時間、土日も病院ならば、看護師と同様に勤務すべきだ。
と言うのは、正論だが。
20年以上前の事、老健で、週末に事故があった。
管理部長に緊急電話をしたが、終日、応答しない。
月曜日に何故出ないのかと聞いた。
私は、週末は電話に出ない事にしていますから。
驚いた。こんな人が施設責任者になっているのか。
幸い、直ぐに、責任者は変わった。
また、当時、知人に聞いた話。
福祉の進んでいる自治体として、有名な地区。
そこには、自治体を頼って、移り住んできた障害児を持つ家族が沢山いた。
立派な福祉館があるのだが、日曜祭日は休館。
家族会が、行政に、自分達が責任持って管理するから、日曜祭日も使わせて欲しい。
仕事を持っている親は、週末しか集まれない。
でも、当時の部長さんは、断った。
休日に事故があったら、自分の責任になる。
開館していたら、責任者の自分が行かなければなる。
休みを取れなくなる。
だから、開館にはしない。
そう、言われたそうだ。
今は、そんな事はないと思うが、そう言う時代もあった。
赤ん坊を育てている親に、24時間365日休みはない。
当たり前だが。

今日迄湖山職員に、コロナ1人
ご苦労様です 感謝致します

湖山G代表 湖山泰成