【銀座湖山日記/9月30日】未来への郷愁

【銀座湖山日記/9月30日】未来への郷愁

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2020年度も、今日で半期を終える。
コロナ襲来はまだ、初戦でしかない。
ワクチンの完成から配布完了まで、何年もかかる。
生き続ける事が全てと思う。
その為に湖山グループがある。
最近、経営学者、評論家は、パラダイムシフトと言う言葉を使う。
湖山の歴史は経済変動に合わせて、事業転換をして成長してきた。
バブル経済の頃は、銀座の救急病院の再建中で、軌道に乗った頃には、バブル崩壊だった。
それで、自然に全国のリゾートバブル崩壊後の地方創生に乗り出した。
具体的には、まだ、未知の施設体系だった老人保健施設を中山間地に7つ開設した。
その最初の老健第1号の新潟の施設は町の要請で、特養ホームに転換した。
静岡の病院も、老人特例で開設し、その後、介護力強化型、介護療養病床、介護医療病床、そして、回復期リハビリテーション病院となった。
その内、100床は、クリニック、リハビリ特化型デイサービス併設の老人ホームに転換した。
新築2棟にして。
時代、国の政策に合わせてメタモルフォーゼして来た。
介護保険法成立して20年。
湖山Gの歴史は介護保険の歴史そのまま。
その介護保険の世界も大きく変わる。
財政の要請だが、コロナが大きく後押しをするだろう。
登り坂だった業界が、下り坂になる。
その時こそ競争、生き残りが激化する。
湖山の初期の施設が30年経ち、建て替えが迫っている。
丁度、日本社会のパラダイムシフトの時代にぶつかる。
建て替え後の施設は現状と違うものになるだろう。
複合大型施設か、分解してコンビニ化か。
地域によって、法人によって、一様ではない。
様々な取り組みとなろう。
私の肉体は年相応にフレイルとなった。
自分で杖を買った。
杖が似合う年になっても、精神の高揚は止まない。
また、未知への、新しい時代への夢は変わらない。
まだ見ぬ未来への想いは、不安よりも懐かしい。
新しい経営、新しい湖山G。だが、懐かしい想いにとらわれる。
新しい人生も、我が人生である。
未来への郷愁と名付けた。

コロナ陽性者の数を今後は、湖山の職員のみの掲載とします。
利用者については、入所前から感染したいた場合があり、どう数えるべきか検討中です。
入所者については、施設内クラスターとなった場合のみ報告します。

今日迄湖山のスタッフにコロナ感染者1人 ご苦労様です
感謝致します