20年近く前。
小樽の海岸の倉庫の前にいた。
埠頭の倉庫の中に、「天国の本屋」想定のセットが作られている。
木、ベニヤ、発泡スチロールで、よく見ると如何にも映画セット。
地上と天国と双方のシーンがあって、天国にある本屋。
でも、スクリーンで観ると本物のよう。
勿論、仕事でだが、実は、地元での映画撮影の見学も予定に入れていたと思う。
遠目に見える主演女優は二十歳位で、真夏の日差しに妖精のように輝いて見えた。
サインをねだるファンの青年に囲まれていて、同じくらい若いマナージャーが、必死にガードしていた。
そのマネージャーが1番のファンのように見えた。
行政の案内人に提案した。
小樽の観光名所として、この海辺の倉庫のセットを残して下さい。
石原裕次郎記念館だけではなく、若いファンの為に。
撮影終了後、取り壊します。
と、取り付く暇がない。
大きな施設が小樽にあれば、引き取れるのにと、残念だった。
高崎で建設中の特養ホームを、地元画家の個人美術館に準備中。
その上で、地元音楽家のミニコンサートホールに。
勿論、zoom,YouTubeでネット放映前提。
さらに、施設建設そのものを題材にドキュメンタリーにしたい、と言う監督と出会った。
補助金申請や、行政の協力、映画ボランティアなど、課題山積みだと思う。
でも、楽しい。
竹内結子さん、今は、天国の本屋にいるのだろうか。
そうであって欲しい。
私も行く事があれば、お寄りしたい。
今日迄湖山にコロナ4人 ご苦労様です
感謝致します
湖山グループ 代表 湖山泰成