【銀座湖山日記/9月11日】ワールドトレードセンター崩壊

【銀座湖山日記/9月11日】ワールドトレードセンター崩壊

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9・11 と言えば、ワールドトレードセンター崩壊のニュース映像を思い出す。
ハイジャックされた旅客機が自爆テロ。
煙の中で、巨大ビルが自壊していく様は、映画のCGとしか見えなかった。
それ以来、アイアンマンの様なマーベル特撮映画を見ても、ショックを感じなくなった。
スパイダーマンが超高層ビルの谷間を飛んでも、大した恐怖感を感じない。
映画で、ビル崩壊のシーンを観過ぎてきたので、現実のニュース映像も、本物と思えなくなっていた。
新作映画のパニックシーンと錯覚してしまうのだ。
作られた映像、作られた物語、作られた顔。
リアルと偽装。本物と贋作。
本物の自分と鏡の中の自分。
鏡の映像が、何故、左右反転して見えるのか、未だ科学的には説明できないと聞いた事がある。
本物の自分が、鏡の中の自分、影の自分に支配される童話があったはず。
歴史的真実とか、本当の自分とかを考えだすのは、青春の気の迷いだと思っていたが、老いて気になり出すのは、第二の青春か、意識の後退か。
コロナの雨宿りのつもりが、長い防空壕生活になってしまった。
社会活動が止まれが、内観的にもなる。
今朝の新聞を見ても、9・11 の記事が見つからない。
2001年の事件だが、もう忘れられたのだろうか。
20年も経っているのだからそうあるべきなのかもしれない。
20年自分は何をやっていたんだろうか?
などの愚問は考えない様にしたい。
9・13で、父聖道理事長の一周忌になる。
この1年の迷いを吹っ切り、新しい湖山を登る。

今日迄湖山にコロナ2人 ご苦労様です
感謝致します

湖山グループ 代表 湖山泰成