日本の医療介護はこのままで持つのだろうか。
コロナで、アメリカやイタリア、英国のようにならないだろうか。
銀座の医師会での話によれば、銀座のビル診療所の多くは、来年の春まで持つかどうか。
生き残り競争。
患者も減り、更に家賃が高いから。
官邸に近い医療政策の大学教授の話。
湖山さんの言う通り、日本では、特養ホームのような、個室の重介護施設の貢献が大きい。
老健、特養ホーム、療養病床が後期高齢者の命をコロナから守ってきた。
日本の介護施設は、感染症対策の経験も豊富。
欧米は慢性疾患の専門病院施設は日本ほどではない。
死亡者は少ないが、介護施設から病院に移れない老人が増えて、介護施設が経営困難になる。
高齢者住宅も、老人の個室生活を担っている。
コンビニの弁当、惣菜も、個食用で、大家族大皿料理ではない。
日本の戦後社会は、個であって、貧しくはない生活を産業化してきた。
その上に、繁華街、イベント、旅行も楽しめる。
世界的にも豊かで楽しく、平和な良い国になった。
でも、その日本社会は戦後最大の転換期にある。
でも、最も変わるのは、景気や産業、オリンピックの盛大さではない。
社会保障、生活基盤。
教育、医療、福祉介護。
人間らしい人間生活の最低最後の拠り所。
その多くを、日本は国家が税金で、医療介護保険で支えてきた。
コロナをきっかけに、維持が難しくなる。
その事実を、政治家も行政も、先送りにしている。
本来は、国家も宗教も、生きる意欲を支える、心の最後の拠り所であるはず。
果たして、今もそうだろうか。
真夏は夜明けと共に明治神宮にお参りに行く。
車での通勤の途中で、早朝1時間寄るのである。
運転をしなくなってからは、そういう日もなくなった。
明治神宮は、日の出と共に開き、日の出と共に閉まる。
明け方の明治神宮は、涼しく、精神が落ち着く。
今年は、暑くて、気持ちの落ち着かない日々が続く。
今日迄湖山にコロナ2人 ご苦労様です
感謝致します
湖山グループ 代表 湖山泰成