【銀座湖山日記/8月1日】今できる事

【銀座湖山日記/8月1日】今できる事

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中国は、インド、アメリカと並ぶ映画文化興業大国。
とにかく、映画館が多い。
勿論、製作本数が半端ではない。
その映画館が、中国においては4割が閉館になる。
映画館は他に転用が効かない。
2フロア分の吹き抜けの傾斜床は事務所にもレストランにもならない。
バリアフリーではない。
座席を外しても、滑り台、スキー場にはならない。
20年も前に東北の由緒ある歴史的建築物の映画館を見に行った。
デイサービスに転用できないかと。
木造歴史的建造物。段差だらけ。
地方の昔の映画館は皆、繁華街の中心にあり、確かに場所は良い。
それだけに、もったいないが、使いようがない。
昔々、東京駅向かいのビルの地下に映画館があった。
それが、床を作って、2フロアに分け、大宴会用中華レストランになった。
でも、どう見ても、無理無理、痛々しかった。
幸い、今はそのビルはない。
有楽町のロードショー館も、2フロア分を改築して、プラネタリウムになった。
床に腰を下ろしてリラックスできる作りになっていたので、蜜蜜。
今も営業しているのだろうか。
小屋の再利用は難しい。
でも、こう言う時だからこそ、出来る事もある。
映画館を舞台に学生に映画を撮らせてあげて欲しい。
映画館で結ばれた老いらくの恋。
小生も、エキストラで出演可能。
インターミッッションと言う、閉館される映画館を舞台にした映画があります。
小生が、昼寝をしている観客の役で15秒出演しています。
映画館で結ばれた老いらくの恋の映画を撮りませんか。
大学もキャンパスは閉鎖しているならば、シネキャンパスに。
イタリアのチノチッタみたいに。
夏休みのキャンパスを舞台に、ラブロマンス、アクション、ゾンビー。
存分に使えます。
休業補償金よりも、前向きな製作資金に。
映画館舞台休業の影響で、製作まで中止。
製作関係者は暮らして行けません。
映画館休業だからこそ。
来年以降封切りになる映画の制作をさせてあげて欲しい。
休業補償よりも、製作保証。
製作が続かなければ、観客も飢えて途絶えます。

今日迄湖山にコロナ2人 ご苦労様です
感謝致します

湖山グループ 代表 湖山泰成