【銀座湖山日記/7月27日】コロナ第2波

【銀座湖山日記/7月27日】コロナ第2波

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コロナ第2波が、やって来る。
1施設の法人では、スタッフの面でも、資金の面でも、持ち堪えられない。
東京から、首都圏へ、院内感染が広まるのは止む負えない状況。
人、資金の供給を支援に最優先にしなければならなくなる。
首都圏大震災を想定して、湖山グループの施設配置をして来た。
人生の災難は、忘れた頃に、思いもかけぬ方向からやって来る。
ゴジラとラドンが同時に襲って来たようなもの。
湖山はこの日の為に、赤字施設は一つとして持たないと努力して来た。
自分が余裕がなければ、人を助ける事ができない。
重度医療型施設の多い私達は、病院同様に院内感染の確率が高い。
それでいながら、発症者が、今迄入居者職員合わせて、2名。
これだけでも、凄いことだと思う。
面会謝絶となっているので、施設内感染の窓口は、デイと職員。
毎日、家庭に戻るから、日々、社会と接している。
リスクは止む終えない。
ゼロはあり得ないが、少しでも確率を下げる。
まるで高野山の忍耐の1000日修行のよう。
欧米の老人ホームでは大型の施設内感染が多く数十名単位で亡くなっている。
何故、日本ではそうならないのかと、取材を受ける。
イタリアやアメリカの施設では、毎日ダンスやビンゴ。
週末には、子供家族が、孫を連れてくる。
毎日ハグして、キス。
それに比べて、日本は家族の面会は少ない。
これだけ、個室重度介護の介護保険施設が全国に整備されている国はない。
国民皆保険、医療保険介護保険のおかげ。
特養ホームをはじめ、重度の老人ホームが日本の老人の命をコロナから守っている。
でも、昔と違って、ほとんど民間経営。
その、支援の政策を自治体はしてくれるのだろうか。
今までの有り様からすると、あまり期待できない。
私達湖山は、東日本大地震の時に、自分の施設だけでは生きていけない事を悟った。
湖山の仲間のありがたさと、信頼を知った。
それ以来、地域毎の施設連携を務めて来た。
単独船航海から、艦隊運営になる。
その経営指揮をより一層進める。
想定訓練の時は終わった。

今日迄湖山にコロナ2人 ご苦労様です
感謝致します

湖山グループ 代表 湖山泰成

(中国語翻訳文)銀座湖山日記7・27

日本疫情第二波,终于还是要来了。
作为一家设施的法人,不管是员工方面,还是资金方面,都难堪重负。
从东京到首都圈,院内的感染扩散现象屡发不止。
因此必需优先提供人手和资金支援。
设想首都圈地震火灾大爆发,配置了湖山集团的设施。
人生的灾难就是会在已经忘记时从意想不到的方向来临。
就像怪兽(Godzilla,Rodan)同时入侵那样。
湖山集团为了预防那一天的来临,一直努力不出现一家赤字设施。
自身难保时,也就难以帮助他人。
我们有很多重症医疗型设施,和医院一样,发生院内感染的几率很高。
即使如此,直到现在,包括入住者和员工,感染人数只有2人。
我认为这是很了不起的。
因为取消了当面会诊,设施内会出现感染的就是日间护理师和员工了。
因为每天要回家,天天都会和社会进行接触。
风险是无法制止的。
即便做不到零感染,也要尽可能减少确诊率。
仿佛是高野山上的1000日忍耐修行。
欧美的养老院中,大型设施内的感染人数很多,一死就是数十人。
我接受采访时,被问到为什么日本没有出现这种状况呢。
意大利或者美国的设施中,(入住者)每天都会跳舞,玩宾果游戏。
周末,(他们的)儿女会把孙子带来。
每天拥抱,亲吻。
与之相比,日本家庭很少见面。
特别是,没有一个国家能做到在全国范围都配置单间重度看护的看护保险设施。
多亏全民保险,医疗保险看护保险。
从特别养护设施到重度的养老院,保护着日本老人的生命免受新冠(COVID-19)侵害。
但是,与过去不同,现在几乎都是民营设施。
自治体会实行支援政策吗。
从现在的情形来看,难以期待。
我们湖山集团,在东日本大地震时,意识到只有自己的设施存活是不够的。
明白了湖山集团伙伴的难得和信任。
从那以后,一直承担着每个地区的设施合作。
从孤舟作战变成了舰队运营。
经营领导要更进一步。

(因为)预演已经结束。