【銀座湖山日記/7月3日】ポテンヒット

【銀座湖山日記/7月3日】ポテンヒット

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組織が大きくなり、稟議書に起案者、課長部長理事などとサインが並びます。
皆忙しいのと、遠方施設の為よくわからないのです。
他の幹部稟議者を信用して、安易に承認してしまう。
ハンコが多いほど、危険です。
稟議に時間がかかるだけ、私のところに決済が来る時には、時間がなく止められない。
何のための理事長決済か。
最後に私に稟議が回されるのでは、もう止められなくなっている。
最初の構想検討の時に相談に来て欲しい。
予算は、単価は、担当責任者は、マーケットの将来予測は?
現場が欲しいと言っています。
現場が人が足らないと言っています。
業者が大丈夫と言っています。
理事長の質問は現場の部下に伝えておきます。
どうする所存かと言われてもわからないので理事長に報告しているではありませんか。
ご指示をください。
詳細が決まらなかったので、理事長にご相談できませんでした。
嘘つけ。決まってしまってから、私に教えるのか。
理事がご報告していると思っていました。
君は部長だろう。
私如きが理事長に直接ご報告してもよろしいのでしょうか。
君は事務長ではないのか?
君は施設長ではないのか?
担当幹部がわからないのを、私にわかるか?
何故、こうなるまで、対応が組織においてなされていないのか。
無責任組織体体質になってしまうのか。
私は、一言、言います。
また、ポテンヒットだな。
内野、外野の間に落ちてくるフライを誰かが取るだろうと誰も取りに行かない。
ヒットになってしまう。
ピッチャーと一塁と二塁の間の球も抜けてしまう。
組織が大きくなり、幹部が遠慮し合って、問題が素通りしてしまうのです。
ボールに飛びついてキャッチする選手が1人もいないのですね。
私が差し戻し、不可!
とする事を想定していないのです。
最高裁も高裁に差し戻します。
実行責任者がはっきりしない事業は絶対失敗します。
責任者が直接私に説明する。
自分にやらせて欲しいと、勇んでくるのはマア安心です。
どんなに組織人員が大きくなっても、物事をなすのは、責任ある個人です。
神輿を担ぐ人。
神輿にぶら下がる人。
貴方はどちらですか。

今日迄湖山にコロナ1人 ご苦労様です
感謝致します

湖山グループ 代表 湖山泰成